池袋演芸場18 その5(瀧川鯉昇「そば処ベートーベン」)

仲入り前の寿輔師は、笑遊師をさっそくいじる。ご自分の派手な着物をネタにする代わりらしい。 なんですかあれ、落語ですか。大きな声で叫んでるだけじゃないですか。 昨日笑遊に誘われて飲みに行きました。あたしが先輩だから払ったん… 続きを読む 池袋演芸場18 その5(瀧川鯉昇「そば処ベートーベン」)

池袋演芸場18 その4(三遊亭笑遊「やかん」)

続いて柳亭芝楽師。先の小痴楽師と名前がよく似ているが、まるで違う一門。 初めて聴くこの人が、収穫。 高座に座って合掌。風体がお坊さんなので。 芸協で聴くのは初めての、ふぐ鍋。この季節ならではの噺。 訪ねてくる男は幇間。全… 続きを読む 池袋演芸場18 その4(三遊亭笑遊「やかん」)

池袋演芸場18 その3(柳亭小痴楽「一目あがり」)

冒頭に戻って、昼席の前座は、主任蝠丸師の弟子のふくびきさん。 円楽党で最近たびたび聴くので、やや飽き気味の「手紙無筆」。 落語協会のほうでは、前座噺としてはすっかり廃れたようだ。なぜかはたぶん、誰も答えられない質問だろう… 続きを読む 池袋演芸場18 その3(柳亭小痴楽「一目あがり」)

池袋演芸場18 その2(柳家蝠丸「徂徠豆腐」)

この日池袋にやってきた主目的である昼席主任、柳家蝠丸師の高座から先に。 客は7割方埋まっていたか。平日としては盛況な部類だろう。 弟子のふくびきさんがあいびき(正座椅子)を持ってきて高座の横に置く。 なるほど、足を骨折し… 続きを読む 池袋演芸場18 その2(柳家蝠丸「徂徠豆腐」)

池袋演芸場18 その1(痛い前座と痛い客)

《昼席》 手紙無筆 ふくびき 釜泥 くま八 マグナム小林 一目あがり 小痴楽 ふぐ鍋 芝楽 おせつときょうた やかん 笑遊 英会話 寿輔 (仲入り) うめ吉 肥瓶 夢丸 そば処ベートーベン 鯉昇 ボンボンブラザース 徂徠… 続きを読む 池袋演芸場18 その1(痛い前座と痛い客)

黒門亭20 その4(柳家一九「藪入り」)

トリは柳家一九師。 ここ黒門亭で以前聴いた、一九師の「寝床」は、それは素晴らしいものだった。 オリジナルギャグを入れ込むための器になりがちな寝床を、まったく余計なクスグリなしで演じた一席であった。 この日も、そんなのを期… 続きを読む 黒門亭20 その4(柳家一九「藪入り」)

黒門亭20 その3(金原亭世之介「時そば」下)

時そば/青菜 [ 春風亭柳橋[六代目] ] 楽天で購入   今日なにをやるか、考えたけども思いつかない。寒いので時そばでもやるかと世之介師。 師匠、今日はあったかですよ。 時そばには、大きく分けて柳家系と古今亭… 続きを読む 黒門亭20 その3(金原亭世之介「時そば」下)

黒門亭20 その2(金原亭世之介「時そば」上)

番組の最初は二ツ目枠で、金原亭馬太郎さん。 前座の駒六時代に一度聴いて、いい印象を持っている。 マクラは振らずに、居候の若旦那に入る。 おかみさんの飯の盛り方の描写がたっぷり。こき飯のそぎ飯の叩き飯。 腹が空いて仕方ない… 続きを読む 黒門亭20 その2(金原亭世之介「時そば」上)

黒門亭20 その1(古今亭菊一「子ほめ」)

前の日、土曜日も赤羽岩淵まで出かけたばかり。 8日の日曜は仕事をする予定だったのだが、やる気が出ない。結局サボって、連日で出かけてしまった。 行き先は黒門亭の2部。主任は柳家一九師で「藪入り」。 並ぶメンバーでないので直… 続きを読む 黒門亭20 その1(古今亭菊一「子ほめ」)

女芸人THE W準優勝「はなしょー」のネタに新作落語を見た

相変わらず落語ばかり聴いている私だが、テレビのネタ番組も嫌いではない。 「女芸人THE W」をたまたま視始めて、最後まで見ていた。 阿佐ヶ谷姉妹が優勝した昨年は視てないのだが、番組全体への酷評をちょっとネットで読んだ。 … 続きを読む 女芸人THE W準優勝「はなしょー」のネタに新作落語を見た