池袋演芸場18 その5(瀧川鯉昇「そば処ベートーベン」)
仲入り前の寿輔師は、笑遊師をさっそくいじる。ご自分の派手な着物をネタにする代わりらしい。 なんですかあれ、落語ですか。大きな声で叫んでるだけじゃないですか。 昨日笑遊に誘われて飲みに行きました。あたしが先輩だから払ったん … 続きを読む
仲入り前の寿輔師は、笑遊師をさっそくいじる。ご自分の派手な着物をネタにする代わりらしい。 なんですかあれ、落語ですか。大きな声で叫んでるだけじゃないですか。 昨日笑遊に誘われて飲みに行きました。あたしが先輩だから払ったん … 続きを読む
続いて柳亭芝楽師。先の小痴楽師と名前がよく似ているが、まるで違う一門。 初めて聴くこの人が、収穫。 高座に座って合掌。風体がお坊さんなので。 芸協で聴くのは初めての、ふぐ鍋。この季節ならではの噺。 訪ねてくる男は幇間。全 … 続きを読む
冒頭に戻って、昼席の前座は、主任蝠丸師の弟子のふくびきさん。 円楽党で最近たびたび聴くので、やや飽き気味の「手紙無筆」。 落語協会のほうでは、前座噺としてはすっかり廃れたようだ。なぜかはたぶん、誰も答えられない質問だろう … 続きを読む
この日池袋にやってきた主目的である昼席主任、柳家蝠丸師の高座から先に。 客は7割方埋まっていたか。平日としては盛況な部類だろう。 弟子のふくびきさんがあいびき(正座椅子)を持ってきて高座の横に置く。 なるほど、足を骨折し … 続きを読む
《昼席》 手紙無筆 ふくびき 釜泥 くま八 マグナム小林 一目あがり 小痴楽 ふぐ鍋 芝楽 おせつときょうた やかん 笑遊 英会話 寿輔 (仲入り) うめ吉 肥瓶 夢丸 そば処ベートーベン 鯉昇 ボンボンブラザース 徂徠 … 続きを読む
トリは柳家一九師。 ここ黒門亭で以前聴いた、一九師の「寝床」は、それは素晴らしいものだった。 オリジナルギャグを入れ込むための器になりがちな寝床を、まったく余計なクスグリなしで演じた一席であった。 この日も、そんなのを期 … 続きを読む
時そば/青菜 [ 春風亭柳橋[六代目] ] 楽天で購入 今日なにをやるか、考えたけども思いつかない。寒いので時そばでもやるかと世之介師。 師匠、今日はあったかですよ。 時そばには、大きく分けて柳家系と古今亭 … 続きを読む
番組の最初は二ツ目枠で、金原亭馬太郎さん。 前座の駒六時代に一度聴いて、いい印象を持っている。 マクラは振らずに、居候の若旦那に入る。 おかみさんの飯の盛り方の描写がたっぷり。こき飯のそぎ飯の叩き飯。 腹が空いて仕方ない … 続きを読む
前の日、土曜日も赤羽岩淵まで出かけたばかり。 8日の日曜は仕事をする予定だったのだが、やる気が出ない。結局サボって、連日で出かけてしまった。 行き先は黒門亭の2部。主任は柳家一九師で「藪入り」。 並ぶメンバーでないので直 … 続きを読む
相変わらず落語ばかり聴いている私だが、テレビのネタ番組も嫌いではない。 「女芸人THE W」をたまたま視始めて、最後まで見ていた。 阿佐ヶ谷姉妹が優勝した昨年は視てないのだが、番組全体への酷評をちょっとネットで読んだ。 … 続きを読む