サゲの新たな3分類を発見した…サゲ発話の態様による区分

落語のサゲについては、ずっと書き続けている。 書き続けているため、当ブログ内においても、アプローチ手段が複数あって。 枝雀の4分類否定とオリジナル分類 昔ながらのオチ分類 落語にはサゲより重要な「いただき」がある これら … 続きを読む

昔ながらのオチ分類 その12(「しくじり」はサゲの分類にならないか?)

たまに書いてる「昔ながらのオチ(サゲ)分類」シリーズです。 2020年に始めたこの不定期連載、もう5年書いて、すでに既存のオチ分類はだいたいクリアしている。なので、いつ終わっても構わない。 フィニッシュは「シャレ落ち」と … 続きを読む

昔ながらのオチ分類 その11(冗談落ち)

いずれフィニッシュしようと思っている「昔ながらのオチ分類」シリーズです。 落語のサゲをつついた結果、「サゲより『いただき』が大事」なんて結論を出して、そしてまだ分類は続く。 まあ、出発点からして、落語のサゲはもともと言う … 続きを読む

昔ながらのオチ分類 その10(落語ならではの唐突なフレーズサゲを考えてみる)

2020年に始めた「昔ながらのオチ分類」シリーズ。 落語のサゲについて昔から存在する分類法を、ああでもないこうでもないとつついてみるものです。正解などありません。 既存分類に異を唱えた枝雀分類も一緒につついてきた。 人気 … 続きを読む

昔ながらのオチ分類 その9(仕込み落ち)

昨日のネタ記事がアクセス多かったので、今日はバランスとって地味な続き物で。 とはいえ検索にはよく掛かるシリーズであって、当初少なくてもだんだんアクセス数が増えていく。ありがとうございます。 仕込み落ち 落語の古いオチ(サ … 続きを読む

昔ながらのオチ分類 その8(しぐさ落ち)

不定期連載、昔ながらのオチ分類です。 その1はこちら。 2020年から翌年に掛けて不定期に書いていたが、1年半開いてしまった。 さほど人気のあるシリーズでもないのだが、検索にはよく掛かります。 最後は「シャレ落ち」という … 続きを読む

【古典落語・そば清】落語の最重要要素「いただき」論の実践

先日、落語には、サゲより大事な「いただき」がある(下)という記事を書いた。 そこそこヒットしました。 だがよくわからないのは、「中」のアクセス数はさほど増えていないということ。 1年後にようやく書いた「下」だけ独立してヒ … 続きを読む

「オチを付ける」ということばから、オチの不自然さを読み解く

当ブログでは、繰り返し落語のサゲについて考えてきた。 落語について考え続けることは、実に楽しい。 一昨日、1年振りに執筆した「いただき」の記事もまた、サゲの存在あっての内容である。 一席の落語を締めくくるサゲ(オチ)は、 … 続きを読む

落語には、サゲより大事な「いただき」がある(下)

今やアクセス1日800、月別閲覧数5万超を誇る当ブログだが、時としてまるでお客さんの来ない記事もある。 1年前に書いた続き物だが、上中下3回に分ける想定でいた。 当時「中」のアクセスがあまりにも低かったので、途中で打ち切 … 続きを読む

落語には、サゲより大事な「いただき」がある(中・廓噺で検証)

サゲについてよく書いている理由がひとつある。 「落語においてサゲは最重要ではない」ことを証明したいのだ。 常にそう考えていたら自然と、「サゲより重要なもの」の存在が浮かび上がってきたのだ。それが「いただき」(頂き)である … 続きを読む