両国寄席9(中・好楽一門の楽しい二ツ目たち「笑い茸」「替り目」)

寄席の開演中100回に渡り客席、しかも自分の背後をねめ回す客にうんざりした両国寄席だが、前半はまだ、そこまで気になってはいなかった。 まだ汚染の度合いの少ない楽しい高座の様子を書ける。 前座が上がる午後5時45分の時点で… 続きを読む 両国寄席9(中・好楽一門の楽しい二ツ目たち「笑い茸」「替り目」)

浅草演芸ホール4 その4(三笑亭夢丸「宗論」)

どんどん進む浅草夜席。 続いて春風亭昇々師。私は昨秋、真打の披露目以来である。 昼席のA太郎師もそうだが、最近の芸協の寄席では必ず成金メンバーが顔付けされている。 竹千代さんが新作で挑んでもそれほど動かされなかった客だ。… 続きを読む 浅草演芸ホール4 その4(三笑亭夢丸「宗論」)

東大島亭 その4(入船亭小辰「替り目」)

そんなわけで、くたびれてしまった東大島亭。 最後の小辰さんのトリの高座、マクラの途中で帰ってしまった客が1人いたようだ。 高座の小辰さん、「今帰った人の顔は忘れません」なんて一蔵さんみたいなことを言う。 途中で席を立つの… 続きを読む 東大島亭 その4(入船亭小辰「替り目」)

国立演芸場18(上・三遊亭とん馬「代り目」)

連雀亭のハネたあと時間を潰したいのだが、神田小川町界隈の喫茶店は、お昼どき軒並み混んでいる。 小川町のファミマのイートインがようやく空いていたので、こちらで一昨日出した鯉津さんの記事を書き上げた。 連雀亭から国立へは2度… 続きを読む 国立演芸場18(上・三遊亭とん馬「代り目」)

しんうら寄席の三遊亭遊雀(中・「替り目」)

主役の遊雀師登場。 口を開くなり「くだらないねえ、『親がなすとも子は育つ』」。 でも、本当に落語らしい噺だよね。落語のエッセンスが詰まってるよ。こういうくだらない噺に価値があるんだよ。 南太郎、面白いでしょ。あれ、寄席に… 続きを読む しんうら寄席の三遊亭遊雀(中・「替り目」)

鈴本演芸場6 その2(林家しん平「饅頭怖い」スイーツ版)

【鈴本演芸場のうた】 寄席に来てチョーダイ もっともっと すずもっと(もっと) 落語聴いてチョーダイ もっともっと すずもっと 「寄席に来てチョーダイ」 そんな歌はありません。 さて緊急事態宣言下の鈴本演芸場に戻ります。… 続きを読む 鈴本演芸場6 その2(林家しん平「饅頭怖い」スイーツ版)

2020NHK新人落語大賞(中・柳亭市弥「あくび指南」)

アウトレットCD NHK新人落語大賞、実にハイレベルであり、他の出場者にも感激しました。 ずっこける人などいなかった。 冒頭から一人ずつ見ていきます。 画面に映る客席は、ソーシャルディスタンス確保でガラガラ。私も観覧申し… 続きを読む 2020NHK新人落語大賞(中・柳亭市弥「あくび指南」)

池袋演芸場23 その1(入船亭小辰「替り目」)

狸の札 きよひこ 子ほめ かゑる 替り目 小辰 道具屋 三語楼 一風・千風 という 彦いち 締め込み 小満ん (仲入り) 湯屋番 正太郎 手紙無筆 文蔵 楽一 ねずみ 小せん   やっと寄席に行けたので、撮って… 続きを読む 池袋演芸場23 その1(入船亭小辰「替り目」)

池袋演芸場18 その7(三遊亭遊雀「替り目」下)

そして遊雀師の本編は替り目。 3月に鶴見の落語会(トリ)で聴いた演目なので被ったが、まったく嫌ではない。この師匠の代表作じゃなかろうか。 前回聴いた際、新宿末広亭のトリを取っている遊雀師ご本人が家に帰り、怖い奥さんに迎え… 続きを読む 池袋演芸場18 その7(三遊亭遊雀「替り目」下)

池袋演芸場18 その6(三遊亭遊雀「替り目」上)

昼席主任の柳家蝠丸師と、夜席の痛い前座についてはすでに触れた。 池袋に居続けて、夜席前半。 今日もお美しい小泉ポロン先生は、「ステファニー」からは独立したらしく、ご自身の名前で出ている。 衣装がクリスマスツリー。オーナメ… 続きを読む 池袋演芸場18 その6(三遊亭遊雀「替り目」上)