鈴本演芸場13 その3(柳亭市馬「かぼちゃ屋」)
柳亭市馬師の「かぼちゃ屋」続き。 世の中に対し、正面からではなく斜っかいに向かい合っている与太郎がすばらしい。 人情噺の唐茄子屋政談もいいけども、のんきに世の中フラフラ生きてる与太郎のかぼちゃ屋、好きだなあ。 「上見て売 … 続きを読む
柳亭市馬師の「かぼちゃ屋」続き。 世の中に対し、正面からではなく斜っかいに向かい合っている与太郎がすばらしい。 人情噺の唐茄子屋政談もいいけども、のんきに世の中フラフラ生きてる与太郎のかぼちゃ屋、好きだなあ。 「上見て売 … 続きを読む
あお馬さんも、師匠と違う勢いがあっていいですねと三三師。 「上」で書くのを忘れたが、あお馬さんは健康ランドだかスーパー銭湯だかの高座の話を振っていた。 100畳もある広間で客10人ぐらい。 「あお馬さんも世界進出ですね。 … 続きを読む
司会の青空遊歩師匠は、2席目には高座返しもしていた。 ただ、美よしさんは座布団を返していったので、この仕事はなく、メクリだけ替える。 次回のお知らせ。通常隔月なのだが、変則日程で来月もあるそうだ。 トリは立川寸志さん。日 … 続きを読む
戌年になると、やたら元犬が掛かるものである。 この習慣はなかなか根強いようで、2018年の戌年もやはりそうだった。元犬ばかり聴いていた。 この年は「鴻池の犬」も数回聴いた。犬の目はちょびっと。 喬太郎師が新作「バイオレン … 続きを読む
扇辰師の田能久、寄席で聴くものと比べどこがたっぷりか。まず峠の夜越で雨にやられ、小屋に飛び込む久兵衛さん。 まっくらな中でいろりを探り当て、火を吹いて灰を浴びて、なんとか火を起こす。実にリアルで楽しい。 それから、オロチ … 続きを読む
木曜の両国寄席(主任・鳳志)に行こうと思い、なんとか仕事を1件仕上げる。 仕上げて昼寝したら、しんどくなったのでやめた。 翌金曜は、亀戸梅屋敷寄席で、同じく鳳志師の主任。直前に確認すると、仲入りの好の助師が道楽師に替わっ … 続きを読む
続いて真打は林家ひろ木師。主任・彦いち師の弟弟子。 結婚して痩せました。風の強い日は大変ですと自虐マクラを吐きつつ、若手真打の期待の星ですと自ら語る。 噺家たるもの、客から見たわかりやすい個性を作り上げるのは大変。キャラ … 続きを読む
この日の国立、トリの左龍師と、小んぶさんを除くとあとは普通。 まあ、本来そんなものである。 ここ2か月の国立が当たりだったのだが、たまたまだと思わないと。そんなにいつもいいわけがない。 今日はそんな普通の3席の話です。「 … 続きを読む