瀧川鯉朝師の「すたんどさん」。浅草お茶の間寄席では「すたんど」だった記憶。 師の擬人化落語のひとつ。ペコちゃん(街角のあの娘)や、サトちゃん(あいつのいない朝)と同じ方法論。 平日昼間にありがとうございますという鯉朝師だ… 続きを読む 七人の侍3(下・三遊亭楽生「阿武松」)
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相撲噺について
先日、お騒がせの貴乃花親子について、古典落語「六尺棒」に絡めてイジってみた。 若旦那・優一はこれからもフラフラ生きていくだろうと書いたのだが、なんだか風向きが変わってきた。親父の逆襲である。 親父が若旦那の嘘を徹底的に暴… 続きを読む 相撲噺について
両国寄席3(三遊亭竜楽「阿武松」)
好也 / 七福神楽大 / 寄合酒朝橘 / 身投げ屋菊春 / うなぎ屋楽市 / 時そば円福 / 初天神(仲入り)正雀 / 鴻池の犬紫文竜楽 / 阿武松 今年最初に出向く寄席は、なんと両国。ちなみに昨年は亀戸でした。 2年続… 続きを読む 両国寄席3(三遊亭竜楽「阿武松」)
三遊亭竜楽
平日昼間に時間ができた。 どこかの寄席に行こうと思ったが、「初席」同様、料金の無駄に高い「二之席」には気が進まない。 東京かわら版で円楽党の「亀戸梅屋敷寄席」を見つけたので、恐る恐る亀戸まで出向いてみた。料金は「千円」。… 続きを読む 三遊亭竜楽
寄席芸人伝13「大食い大遊」
久々に「寄席芸人伝」を取りあげます。 林家たい平師も、素人時代に愛読していたそうである。噺家がふだん気づかないところを意外と気づかせてくれる書だそうだ。 ただ、「楽屋からそっと高座を覗いて、『あいつ近頃うまくなったねえ』… 続きを読む 寄席芸人伝13「大食い大遊」