それにしても、落語や漫才なんて平和でないと弱いものだ。痛感する。 演芸の意義が権力批判のためにあると思い込んでいる茂木健一郎あたりには一生わかるまい。批判より先に必要なのは共感だが、平時でなくなると笑いがすぐに機能しなく… 続きを読む 東京かわら版7月号はロケット団特集
月: 2022年7月
安倍元首相暗殺にいろいろ思う(落語界の反応等)
しばらく休んでいない当ブログ、当然今日もなにか書く。 特に昨日で、披露目の連載を終えたところだから、新たなネタがいる。 しかし大事件があって、落語のことなど軽く吹っ飛んでしまった。 いやだねえ、テロリズム。 安倍元首相と… 続きを読む 安倍元首相暗殺にいろいろ思う(落語界の反応等)
国立演芸場19 その6(春風亭柳雀「御神酒徳利」)
また眠くなってしまい、太神楽を爆睡して過ごす。 最近、ヒザの太神楽で爆睡してばかりな気がする。この披露目に欠かせない芸に対し、含むところは一切ありません。 とにかく寝て復活したので、新真打の一席を心して聴くことにする。 … 続きを読む 国立演芸場19 その6(春風亭柳雀「御神酒徳利」)
国立演芸場19 その5(瀧川鯉昇「粗忽の釘」)
口上の後は雷門小助六師。初めてお見かけする。 あまり見ないのは、大名跡の一門とはいえ規模が小さいからなのだろうか。話題の「春雨や」を含めてもなお小さい。 小助六師が披露目の口上に顔付けされているのは、一門の関係ではなさそ… 続きを読む 国立演芸場19 その5(瀧川鯉昇「粗忽の釘」)
国立演芸場19 その4(春風亭柳雀真打昇進披露口上)
仲入り休憩の後は披露目の口上。 小痴楽、文治とすばらしい高座を楽しんだため、仲入り後の最初が口上だという、当たり前の事実をちょっと忘れるところであった。 芸協恐るべし。披露目恐るべし。国立恐るべし。 落語協会しか行かない… 続きを読む 国立演芸場19 その4(春風亭柳雀真打昇進披露口上)
国立演芸場19 その3(桂文治「唄入りお血脈」)
「唄入りぜんざい公社」みたいなタイトルにしてみましたが、この演題は私が勝手につけたものです。念のため。 国立演芸場の公開ネタ帳では「善光寺の由来」になっていた。だが、石川五右衛門が出てきた以上、サゲまで行かなくても「お血… 続きを読む 国立演芸場19 その3(桂文治「唄入りお血脈」)
国立演芸場19 その2(柳亭小痴楽「浮世床」)
続いて本日の大きなお楽しみ、披露目の口上の司会である柳亭小痴楽師。 この国立定席は、この真打の出番が成金メンバーで統一されている。すべて口上の司会込みの顔付けの模様。 昇太会長の方策である、若手強化の一環でもあろう。 こ… 続きを読む 国立演芸場19 その2(柳亭小痴楽「浮世床」)
国立演芸場19 その1(桂南太郎「狸札」)
春風亭かけ橋まつりが続いているので、これ幸いと朝のブログ更新をお休みしました。 想像通り、昼を過ぎてもずっとお客さんが多い。ちゃんと更新した日より多いぐらい。 それでもまあ、日曜日は現場に行ってきたので律儀に出してまいり… 続きを読む 国立演芸場19 その1(桂南太郎「狸札」)
2022年7月1日二ツ目再昇進:春風亭かけ橋まつり
昨日、7月1日から芸術協会では春風亭かけ橋さんが二ツ目昇進。 今席は池袋で披露目をしている。円楽党みたいに口上はないけれど、新二ツ目はご祝儀で10日間高座がある。 紆余曲折あった噺家さんであり、二ツ目昇進は二度目である。… 続きを読む 2022年7月1日二ツ目再昇進:春風亭かけ橋まつり
豪雨の連雀亭客2人 桂竹千代に古代史落語をリクエストする
ある朝、駅構内のベックスコーヒーで仕事していた。 一息ついて時計を見ると、10時半を周ったところ。 電車に乗れば、11時半から始まる神田連雀亭ワンコイン寄席に間に合うではないか。 悪魔の誘惑に忠実な私。 朝は小雨から、日… 続きを読む 豪雨の連雀亭客2人 桂竹千代に古代史落語をリクエストする