遊雀好み桜木町二人会 その4(林家たい平「千両みかん」)
林家たい平師の千両みかん。 楽屋で聴いていた遊雀師が、トリの自分の出番の冒頭でいたく感心していた。 改変されたサゲに対し、これがやがてスタンダードになるかもねと。 皆さんは歴史的な瞬間を目撃したんですよ(拍手)。いや、遊 … 続きを読む
林家たい平師の千両みかん。 楽屋で聴いていた遊雀師が、トリの自分の出番の冒頭でいたく感心していた。 改変されたサゲに対し、これがやがてスタンダードになるかもねと。 皆さんは歴史的な瞬間を目撃したんですよ(拍手)。いや、遊 … 続きを読む
貞鏡先生は講談協会だからしのばず寄席に顔付けされて不思議はない。 だが、桃花師の女流企画などで落語協会の寄席に呼ばれる人でもある(会員ではない)。 落語協会の寄席にちょくちょく出ていながら、しのばず寄席に顔付けされるのは … 続きを読む
春風亭昇々師の千両みかんの続き。 酷暑の中みかんを求めさまよう番頭さんは、主殺しのはりつけを恐れもうネジが外れてしまっている。 昇々師は、新作も古典もマンガ的造形が実に上手い。師匠譲り。 この噺、人の記憶に基づく磔刑の様 … 続きを読む
昨日、前座のれん児さんを初めてだと書いてしまったが、3年前の浅草で聴いてました。 高座返しをする前座も、芸協の人なのだろう。知らない人。 と思ったら、X(横浜にぎわい座公式)に正解が出ていて、落語協会の三遊亭歌きちさんだ … 続きを読む
渋谷らくごは検討だけはやたらしているが、まだ一度しか行っていない。 その一度の際にLINE登録したもので、ときどき割引券が届く。2,500円が1,900円。 私がどっぷり浸かっている日常世界の仕組みに、落語界で唯一属して … 続きを読む
白酒師、前座不在のため自ら高座返しをし、そしてメクリの張られた金属製の見出し自体を裏返していく。裏返したメクリには五街道雲助とある。面白い使い方。 ちなみにトリの一席では、上がる際に自分で替えていた。師匠にさせるわけには … 続きを読む
まん坊 / 弥次郎 萬橘 / 一目上がり 圓橘 / 稲川 (仲入り) 口上 楽之介 / 長命 好の助 / 千両みかん 幻の林家九蔵、三遊亭好の助師の昇進披露。 両国の披露目は行けなかったが、幸い昼席である亀戸梅屋敷寄 … 続きを読む