青森さんは粗忽長屋、ただし新作口調であり、日常の噺を語るように噺に入る。 人が集まっているのでかき分けるようにやってきたら、ここに出た。なにがあるんですかと町役人に訊いているのは大工の八っつぁん。訊かれる前に名乗っている… 続きを読む スタジオフォー巣ごもり寄席9(下・柳家吉緑「厩火事」)
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スタジオフォー巣ごもり寄席9(上・三遊亭青森「粗忽長屋」なのか?)
15日昼は、文京シビックセンターの雲助・三三二人会がまだあるようなので予約しかけたが、もうちょっと気楽な会にする。 巣鴨スタジオフォーの巣ごもり寄席。 2023年末以来。2024年はなぜかこの会一度も来なかった。 二ツ目… 続きを読む スタジオフォー巣ごもり寄席9(上・三遊亭青森「粗忽長屋」なのか?)
笑福亭鶴二「粗忽長屋」(ラジ関寄席)
ラジオと配信は、私は上方落語中心である。 東京落語だけだと煮詰まるので、ありがたいことである。そして、思わぬ出逢いも待っている。 火曜日更新の神戸新開地喜楽館「元気寄席」の配信も非常によかった。 ただ、さらによかったのが… 続きを読む 笑福亭鶴二「粗忽長屋」(ラジ関寄席)
神田連雀亭ワンコイン寄席54(上・柳家小はだ「粗忽長屋」)
月曜に池袋で、白鳥師の「3年B組はん治先生」を聴いてきた。 記事の反響は上々で、アップから24時間で個別アクセスが400を突破した。 この新作落語のストーリーは、「弟子が師匠を訴えた」ところからスタートしている。 その張… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席54(上・柳家小はだ「粗忽長屋」)
桃月庵白酒「粗忽長屋」(産経らくご配信)
このところネタが豊富であったが、配信に戻ります。 産経らくご、柳家喬太郎師の「肥辰一代記」再度聴いたらちっとも悪くなかった。 因縁を付けてしまいました。申しわけありません。 なんで最初「喬太郎落語としては例外的にダメな一… 続きを読む 桃月庵白酒「粗忽長屋」(産経らくご配信)
笑福亭松喬「月に群雲」は門外不出の噺
昨日の女芸人THE Wは楽しんで観せてもらったのだが、ブログ1日のネタにするほどでもなく。 唯一話を広げられそうなテーマが、ギャルネタのエルフを観て考えたこと。 落語もそうなのだが、「人の好さ」が発散されている舞台ってい… 続きを読む 笑福亭松喬「月に群雲」は門外不出の噺
用賀・眞福寺落語会3(下・柳家小ふね「粗忽長屋」)
粗忽長屋というものは、マメでそそっかしい八っつぁんと、無精でそそっかしい熊さんを描くもの、のはずだ。 だが小ふねさんに掛かると、二人とも同じ系統の粗忽の分身である。 二人は主観が強すぎるのに、しかし分身から相互の働きかけ… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会3(下・柳家小ふね「粗忽長屋」)
落語には、サゲより大事な「いただき」がある(下)
今やアクセス1日800、月別閲覧数5万超を誇る当ブログだが、時としてまるでお客さんの来ない記事もある。 1年前に書いた続き物だが、上中下3回に分ける想定でいた。 当時「中」のアクセスがあまりにも低かったので、途中で打ち切… 続きを読む 落語には、サゲより大事な「いただき」がある(下)
柳家小ふね独演会「小ふねのみなと」(下・らくだ)
小ふねさん、2席目は登壇して頭を下げず、いきなり話し出す。 3席目もそう。 冒頭で挨拶済んでるからもういいやということらしいんだけども、本当に変わった人。 いっ休さんの話を引いて言う。親はこの中にはいません。今日はらくだ… 続きを読む 柳家小ふね独演会「小ふねのみなと」(下・らくだ)
本寸法噺を聴く会 その4(柳亭小痴楽「粗忽長屋」)
二度目の仲入り前である柳亭小痴楽師の出番は、直前のイイ噺(柳家小八「崇徳院」)のアシストを受け、思いっきりハネた噺を出していいところだ。 この日いちばんの売れっ子が、いい出番で登場。 小痴楽師、今や天井知らずの勢いである… 続きを読む 本寸法噺を聴く会 その4(柳亭小痴楽「粗忽長屋」)