鶴めい七叶亭(下・三笑亭夢丸「狸の鯉」)
夢丸師、「たぬき」に入ったが、札でも賽でもなくて、狸の鯉だった。 ネタ帳には「狸鯉」とあった。 恩返しに来た狸です、のくだりから、おなじみの場面はバッサリなくて、早速鯉に化けてアニイの出産祝いへ。 狸の鯉は、落語協会で数 … 続きを読む
夢丸師、「たぬき」に入ったが、札でも賽でもなくて、狸の鯉だった。 ネタ帳には「狸鯉」とあった。 恩返しに来た狸です、のくだりから、おなじみの場面はバッサリなくて、早速鯉に化けてアニイの出産祝いへ。 狸の鯉は、落語協会で数 … 続きを読む
今月から始まった、九段下の鶴めい七叶亭(かくめいなのかてい)へ。 5日目の日曜日。 どの日に行くかは、番組が出たときに決めていた。 JR水道橋駅から歩く。 飯田橋よりも若干近いが、日本橋川を渡るもろ裏道である。 土日は午 … 続きを読む
トリはロン毛の瀧川鯉白さん。 師匠方式でゆっくり口を開く。 3人の演者全員に待ってましたって、全然気がないのがわかりますね。待ってないのがよくわかってショックです。 確かに全員への声掛けはよろしくないが、普通の演者がわざ … 続きを読む
続きものをちょいと中断して、別の続きものを始めます。 12日はもともと、池袋演芸場で昼夜居続けのつもりだった。 昼が若手特集の日替わり番組で、トリが柳家花いち師。そして居続けすると、夜が喬太郎師。 しかし東京かわら版読み … 続きを読む
志願者が減っているのに、そしてハコも改装に入り次々減っているのに、寄席は増え続けている気がする。 この場合の寄席とは、かなり広義の意味。貸ホールにおいて実施期間を決め、シリーズ化してやる興業も含んでおります。 渋谷らくご … 続きを読む
更新遅くなりました。しのばず寄席のラスト。 桂三度さんは生の高座で遭遇は初めて。 むかし昔、NHK新人落語大賞で酷評したものだ。とはいえいまだに悪く思っているわけではなくて、楽しみにしてきた。 とんだ期待外れ。 客の多数 … 続きを読む
久々の広小路亭だが、スリッパ持ってきたのは正解。 靴を脱いで上がるこの寄席、コロナ以降はスリッパ備え付けられてないので。 持参をお勧めします。 続いてナオユキ先生。 この人も目当て。 昨夏にゅうおいらんずの席(浅草)以来 … 続きを読む
貞鏡先生は講談協会だからしのばず寄席に顔付けされて不思議はない。 だが、桃花師の女流企画などで落語協会の寄席に呼ばれる人でもある(会員ではない)。 落語協会の寄席にちょくちょく出ていながら、しのばず寄席に顔付けされるのは … 続きを読む
2年半ぶりのしのばず寄席(昼)へ。 上野広小路近辺はたびたびうろついているが、上野広小路亭はややご無沙汰。 2年前より500円値上げしたが、予約で2,000円とまだまだリーズナブル。 今日はかなりの顔付け。一龍斎貞鏡先生 … 続きを読む
テンション高い伸しんさんの青菜は、旦那に呼びかけられた植木屋が慌てふためいている。わかりやすい。 その後の自己釈明はない。 旦那は上方出身みたい。「こちらでは直しというそうですな」。 植木屋が、「旦那、柳陰が九郎判官にな … 続きを読む