(上)に戻る 立川流の修業はよそとは違う。着物も畳めず、太鼓も叩けない。 だから、このたび真打に昇進した立川吉幸師も、師匠・談幸とともに芸協に移ったあと、いったん前座から再スタートした。 志らくのほうも、「着物なんて畳め… 続きを読む 立川志らくの「弟子全員降格」を嗤う(中)
カテゴリー: 噺家批判
立川志らくの「弟子全員降格」を嗤う(上)
世間の話題に逐一コメントするだけでネットニュースを騒がす立川志らく師匠。 マスコミで売れてるのは別にいい。 だがこの人が、本業の落語に対してなにか口を開くたび、違和感を覚えてならない。 志らくはプロで、私は素人。多くの場… 続きを読む 立川志らくの「弟子全員降格」を嗤う(上)
立川流に行きかけた
電子書籍 金曜日の午前中で仕事が落ち着いてしまったので、落語を聴きにいこうかと思った。 毎月16・17日、上野広小路亭では立川流の昼席をやっている。 17日の主任は立川談四楼師。 広小路亭と日暮里でやってい… 続きを読む 立川流に行きかけた
池袋演芸場17 その4(色物の前座修業)
夜の部の開口一番は、二楽師の弟子、林家八楽さん。今年前座になったばかり。 現場では知らなかったのだが、なんでも二楽師の息子らしい。 普通に落語をやるんだな。たぶん1年ぐらい前座をやってから、紙切りを始めるのだろう。色物さ… 続きを読む 池袋演芸場17 その4(色物の前座修業)
立川流は逃げていく
先日、初めて立川流の雲水師を聴いた。芸協中心の落語会に顔付けされていたもの。高座は非常に楽しいものだった。取り上げる際、すでに休止している雲水師のブログ内容についても記した。この師匠について、一日ブログの主役に取り上げた… 続きを読む 立川流は逃げていく
「自虐」警報
M-1騒動は随分と長引いたものだ。もうさすがに皆さん飽きましたかね。 芸人が審査に不満を覚えるところまではまあいいとして、意味なく女性差別に走り、人口の半分を敵に回すのは愚かである。 「権力」というものと、権力を行使する… 続きを読む 「自虐」警報
「笑ってください」
一席の落語は、身の回りの雑談マクラから始まって、演目に付随するマクラ、それから本編へと進んでいく。 演目に付随するマクラの中には、本当に必要なのかなと思うものもある。 たとえば「仁王」。泥棒噺の前に振られる「くせもの」「… 続きを読む 「笑ってください」
落語ファンですが「高輪ゲートウェイ」を支持します。
落語というものは、多数派の支持を得る努力が大事というのが、いつも私が書くテーマ。逆張りは一時的にはともかく、長い目で見ると決してよろしくない。 だが、今日は大テーマを裏切って逆張り中の逆張り。でも、あえての逆狙いじゃない… 続きを読む 落語ファンですが「高輪ゲートウェイ」を支持します。
2018NHK新人落語大賞
《オンエア前》 毎年注目しており、ブログにも書いているNHK新人落語大賞。桂三度さんがついに優勝したそうで、おめでとうございます。私はこの賞については、個々の審査員の論評はさておき権威を認めている。 つい先日までは、「N… 続きを読む 2018NHK新人落語大賞
説明過剰落語
もっと炎上するまくら<2018>【電子書籍】[ 立川吉笑 ]価格:306円 (2019/10/2時点) 楽天で購入 最初に、古典落語における「説明過剰」が気になり出したのは、柳家小三治師の「青菜」だった。お屋敷の隠し言葉… 続きを読む 説明過剰落語