寄席の機会均等を考える

桂春蝶という、愛人DV事件を起こした哀しい噺家がいる。 刑事事件になっていなくても、傷害は立派な犯罪。 悪い人が出てこないと評される落語の世界だが、演者に悪人がいることもあるのだ。 事件がフライデーされたときに一度降板に … 続きを読む

システムとしての破門を考える(下)

師弟関係があるのは落語だけではない。伝統芸能にはだいたいある。 破門は師弟関係に、ある種必然的なシステム。 だが落語界の破門に問題があるのは、破門が師弟関係を解くだけで終わらないこと。 だから悲劇性も高くなる。 破門を受 … 続きを読む

システムとしての破門を考える(上)

期待の前座、柳家小ごとさんが破門になったというニュース。 その後ずっと調べているのだが、検索しても私の記事しかヒットしない。小ごとなんて前座、最初から存在していなかったかのような扱いではないか。 ツイッターで「小ごと」を … 続きを読む

桂宮治真打抜擢

先日、才人である桂宮治さんがなぜ真打に抜擢されないのかの考察をちょっとした。 そのとたん、落語芸術協会で抜擢の発表。 先日は、松之丞の抜擢はないなと書いたとたん伯山先生誕生。 私もとんだ恥さらしである。 だからといって、 … 続きを読む

破門について

一昨日、落語協会の前座「柳家小ごと」が破門されたという未確認情報を取り上げたところ、普段より多くのアクセスをいただいた。 「破門」には誰しも、心動かされるなにかがあるらしい。 関係者でないので、柳家小ごとさんがどれだけの … 続きを読む

落語協会前座・柳家小ごと破門(らしい)

何でも巷の噂じゃ、近ごろ大師匠が孫弟子を破門にするなんて悪しき行為が、新コロナ菌の如く流行っているらしいじゃねぇーか。 あーぁ、やだやだ。 まぁ、最も師匠は選べるが大師匠まで選べねぇからなぁ~ 他所の一門で良かった良かっ … 続きを読む

亀戸梅屋敷落語会 その4(桂宮治「壺算」)

亀戸梅屋敷落語会のトップバッターを最後に。 今日は批判メインだが、批判のための批判じゃない。個人の感想なのでご容赦願う。 前座もいないので、人気者の宮治さんがいきなり登場。 初めて円楽党の両国と並ぶ本拠地、亀戸に寄せても … 続きを読む

立川雲水ついに本格炎上(下)

雲水炎上にあたり、同じ立川流ということだけでもらい事故を受けていたのが志らく。 しかし、いつも自爆している志らくが、もらい事故を見事にリカバリーしていて、かなり驚いた。 立川流だからなにかコメント出せという世間も乱暴には … 続きを読む

立川雲水ついに本格炎上(上)

コロナ旋風の中、そしてもっとインパクトのデカい志らく妻、弟子と不倫のニュースによってぶっとんでしまったが、今日のネタのほうが先の事件である。 立川雲水さん、難病を揶揄するツイートについて患者とその関係者に謝罪する。(※リ … 続きを読む