亀戸梅屋敷寄席17 その1(三遊亭好二郎二ツ目昇進口上)

仕事はまとまったものが続いていて幸いだが、くたびれた。金曜日は落語に行きたい。 もともと、柳家小ゑん師が昼席主任の新宿末広亭、こちらに1日は行きたいと思っていた。仲入りは、やはり大好きな柳亭小燕枝師。 池袋の駒治師の芝居 … 続きを読む

Zabu-1グランプリ・副音声多め(終)

Zabu-1グランプリについて、もっぱら副音声だけでいろいろ書いていたら、予想外の延長戦に入ってしまった。 三遊亭わん丈さんの「寄合酒」はダイジェストにも字幕にも頼らない、見事な5分の一席。 色っぽい女も出ませんと断って … 続きを読む

Zabu-1グランプリ・副音声多め(下)

それにしても、若手の落語を聴きながらコメントを出す扇遊、鯉昇の両師匠につくづく感心する。 時そばをそば処ベートーベンにしてしまう鯉昇師はわかりやすいが、文部科学大臣賞と紫綬褒章を続けて受賞した、端正な落語に定評のある扇遊 … 続きを読む

Zabu-1グランプリ・副音声多め(中)

トップバッター立川笑二さんの転失気を聴きながら、この噺の解説ではなく、どういった点が子供たちにウケるのかを語る、副音声の両師匠。 昔、弁当を楽しむ寄席の団体客の前で、転失気と肥瓶が続けて出たときに、支配人が血相変えて楽屋 … 続きを読む

Zabu-1グランプリ・副音声多め(上)

先日やってたZabu-1グランプリ。5分のショート落語で二ツ目たちが競う番組。 面白かったのだが、ずいぶんと首を捻りながら眺めていたのも事実である。 よくも悪くも、続けて視るとキツい番組。 録画をぶつ切りにして、ゆっくり … 続きを読む

市川チャリティー新春落語 その3(古今亭菊之丞「付き馬」)

【国内盤DVD】【ネコポス送料無料】古今亭菊之丞 落語集 明烏 / 二番煎じ 楽天で購入   菊之丞師を一席聴いて、早くも感激の私。 この内容で、500円だものな。 世の中というものは、実に面白い。 ホールでは … 続きを読む

市川チャリティー新春落語 その2(古今亭菊之丞「ふぐ鍋」下)

ふぐを大阪では鉄砲というと振って、ようやく「ふぐ鍋」の前フリと気付く。 さらに銚子のほうでは、「富」と呼ぶらしいと。めったに当たらないが、当たるとでかい。 もうひとつ、島原では、「トラガンバ」と呼ぶ。トラはトラフグのトラ … 続きを読む

市川チャリティー新春落語 その1(古今亭菊之丞「ふぐ鍋」上)

届いたばかりの東京かわら版で、500円と安い会を見つける。しかも、古今亭菊之丞師の独演会。 場所は江戸川の向こう、本八幡。 交通費がそこそこ掛かるが、都営地下鉄の1日券を活用し出掛けることにする。 菊之丞師は、地元市川を … 続きを読む

柳家花緑弟子の会4(下・柳家花いち「へっつい幽霊」)

仲入り後は、本日のお目当て、花いちさん。 花いちさんもまた、圭花さんのケチの噺を受けてのマクラ。ケチマクラ特集。 「私はケチじゃないんですけど、前座時代ケチと言われてました」。 ケチじゃないんです。後輩に奢るお金がないん … 続きを読む