拝鈍亭の瀧川鯉昇3(中・つながるマクラ)

昨日書いた鯉昇師の「結界の中で語ったことには責任は負わない」であるが。 弟子・鯉八がマクラで「大谷骨折して欲しい」と語り、それを世間に広めたブロガーをたしなめているのだと解釈できないこともない。 今でもあのマクラ、不快感… 続きを読む 拝鈍亭の瀧川鯉昇3(中・つながるマクラ)

堀之内寄席6(春風亭かけ橋「お菊の皿」)

毎月23日は、落語「堀の内」の舞台である堀之内妙法寺でもって、堀之内寄席。 芸協の二ツ目さんが長講を披露する会である。 コロナの渦中も工夫して開いていたこの席、2年ぶりに出向く。 2年前の3月のトリは、その後真打に昇進す… 続きを読む 堀之内寄席6(春風亭かけ橋「お菊の皿」)

用賀・眞福寺落語会3(中・柳家小ふね「鮑のし」)

権之助師のお菊の皿。 お菊さんにはいろいろと付け届けがある。豆パンとか。 花束はよくない。かさばるから。現金が一番いい。噺家の祝儀みたいだねだって。 しちまーい、はちまーいと来て、やはり権之助師は「恐怖」を描くのに並々な… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会3(中・柳家小ふね「鮑のし」)

用賀・眞福寺落語会3(上・柳家権之助「お菊の皿」)

連休の間は死んだふりで仕事をコツコツ。決してはかどったわけでもないが。 連休最後の日の楽しみは、用賀の眞福寺。無料の落語会である(要ご浄財)。 年2~3回開催している。 この眞福寺落語会は、開催日がおおむね雑司が谷「拝鈍… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会3(上・柳家権之助「お菊の皿」)

第37回昭和大学名人会(下・春風亭柳朝「お菊の皿」)

邪魔が入った花ごめさんのマクラを不意に思い出した。 初めての昭和大、会場の講堂でなくホールに行ってしまい、「落語しに来ました」と言ってポカンとされたという。 勝手に落語をしに来た素人みたいじゃないですか。 左楽師の高座が… 続きを読む 第37回昭和大学名人会(下・春風亭柳朝「お菊の皿」)

新宿末広亭4 その2(橘家圓太郎「つる」)

圓太郎囃子が掛かって、橘家圓太郎師匠。 マクラは早々に、八っつぁんが隠居を訪ねてくる。 「八っつぁん、あたしゃお前さんが大好きだよ」「・・・一緒になりますか」「そこまで好きじゃない」。 ふざけた大人の楽しい会話。 さすが… 続きを読む 新宿末広亭4 その2(橘家圓太郎「つる」)

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その4(お菊の皿・後半)

もう続きものが4回目になってしまった。勝手に伸びるのです。 落語というものは、演者に楽しく騙してもらうもの。 「6つ」(あるいは7つ)まで皿を数え、さあ逃げるぞというときに、大会場だったら当然間に合わない。 この仕組みに… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その4(お菊の皿・後半)

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その3(猫の皿・後半/お菊の皿・前半)

後からやるのに、ほとんど気にしなかったという柳家わさび師。 きっと本当でしょう。この番組でも、ほとんど気にしない演者もいるのを見てきた。 しかし、冒頭のキャッチフレーズ「辛口のユーモア」って、この猫の皿に関していえば看板… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その3(猫の皿・後半/お菊の皿・前半)

大岡山落語会 その3(林家はな平「お菊の皿」)

Mr.ポテトヘッドみたいな林家はな平さんは、正蔵師の3番弟子。 この大岡山落語会は、もともと兄弟子のたこ蔵師(二ツ目時代、たこ平)がレギュラーメンバーだったらしい。 真打に昇進した際に、はな平さんが後を継いだのだそうで。… 続きを読む 大岡山落語会 その3(林家はな平「お菊の皿」)

野方グリーンホール寄席の柳家花いち(下)

(上)に戻る 「荒茶」を終えて花いちさん、こういうのを地噺といいますと解説を。 続けて、今度は新作落語をやりますと。 花いちさん、私が最初に着目したきっかけは、新作落語だった。 でも、らくごカフェで聴いた「へっつい幽霊」… 続きを読む 野方グリーンホール寄席の柳家花いち(下)