渋谷らくご2(中・入船亭扇遊「ちりとてちん」)

元お天気キャスターの「半井小絵」さんが好きだという扇遊師に、かつて落語研究会の高座での「私は山尾志桜里という人が好きです」という嬉しそうな語りを思い出した。 山尾志桜里議員が渦中にあったころの高座である。半井小絵さんだっ… 続きを読む 渋谷らくご2(中・入船亭扇遊「ちりとてちん」)

渋谷らくご2(上・眠くてどーもスイマセン)

渋谷らくごは検討だけはやたらしているが、まだ一度しか行っていない。 その一度の際にLINE登録したもので、ときどき割引券が届く。2,500円が1,900円。 私がどっぷり浸かっている日常世界の仕組みに、落語界で唯一属して… 続きを読む 渋谷らくご2(上・眠くてどーもスイマセン)

入船亭の「たらちめ」言い立てを覚えよう

「たらちね」はよく掛かる前座噺。何度聴いても飽きない楽しい噺。 私はひらがな表記を好むが、漢字で書けば垂乳根。 だが、入船亭だけは「たらちめ」である。漢字だと垂乳女。 「たらちねの胎内より出でし」であり、意味は同じ。 入… 続きを読む 入船亭の「たらちめ」言い立てを覚えよう

ざま昼席落語会3(下・橘家圓太郎「厩火事」)

ざま昼席落語会(扇遊・圓太郎二人会)に戻ります。 トリの扇遊師も、圓太郎師のマクラ面白かったですねと言ってた。身につまされますなだって。 別に落語に、笑いを求めて来ているわけではない。それにしても、果てしない面白さの圓太… 続きを読む ざま昼席落語会3(下・橘家圓太郎「厩火事」)

ざま昼席落語会3(上・入船亭扇遊「人形買い」)

本日土曜日は座間へ。ざま昼席落語会は2022年の秋以来。 三度通えば、もう馴染み。 ここは安く(当日千円)、演者がよく、たっぷり2席ずつで客もいい。パラダイス・ザマ。 今回は扇遊・圓太郎二人会。 高円寺の落語まつりなども… 続きを読む ざま昼席落語会3(上・入船亭扇遊「人形買い」)

スクエア荏原あじさい寄席(下・入船亭扇遊「不動坊」)

トリは入船亭扇遊師。 落語会は2時間で終わってしまうもの。 流し込みの寄席のような、いつまでもダラダラ続いていって、いつまでいてもいいという状況とはやはり根本が違う。 この日の二人会、すでに十分楽しくはあるが、トリが締ま… 続きを読む スクエア荏原あじさい寄席(下・入船亭扇遊「不動坊」)

池袋演芸場25 その2(柳家小んぶ「たいこ腹」)

扇遊師のマクラを急に思い出したので戻る。 師は末広亭の代演に行ってきた。最近さまざまな噺家さんから立て続けに聴いてすでにおなじみの、末広亭のアクリル板の話。 自分が映るし目が合うのだと。 でもまあ、合わせてやっていかなき… 続きを読む 池袋演芸場25 その2(柳家小んぶ「たいこ腹」)

池袋演芸場25 その1(入船亭扇遊「不動坊」)

5月上席は、すでに初日に国立に出向いた。林家彦いち師の主任。 だが柳家喬太郎師が聴きたくて再び上席へ。 喬太郎師は池袋夜のトリ。昼席の入船亭扇遊師から通しで聴く。 新宿と迷った。末広亭は、昼が柳家小ゑん師で、夜の仲入りが… 続きを読む 池袋演芸場25 その1(入船亭扇遊「不動坊」)

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その4(お菊の皿・後半)

もう続きものが4回目になってしまった。勝手に伸びるのです。 落語というものは、演者に楽しく騙してもらうもの。 「6つ」(あるいは7つ)まで皿を数え、さあ逃げるぞというときに、大会場だったら当然間に合わない。 この仕組みに… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その4(お菊の皿・後半)

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その3(猫の皿・後半/お菊の皿・前半)

後からやるのに、ほとんど気にしなかったという柳家わさび師。 きっと本当でしょう。この番組でも、ほとんど気にしない演者もいるのを見てきた。 しかし、冒頭のキャッチフレーズ「辛口のユーモア」って、この猫の皿に関していえば看板… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その3(猫の皿・後半/お菊の皿・前半)