NHK演芸図鑑のホストは、4月から桂文枝師。 巻末の対談のお相手は、落語協会副会長の林家正蔵師。この人もたびたび番組のホストを務めている。ホスト同士の対談は珍しい。 2週間分の録画をまとめて観た。 愛人が孤独死し、そして… 続きを読む 演芸図鑑の文枝・正蔵対談から浮かび上がる小三治元会長の傲慢ぶり
カテゴリー: メディアの落語
柳家蝠丸「浜野矩随」
今年古希を迎える柳家蝠丸師は、60代後半から売れモードに入った。 NHK日本の話芸にも、2021年に「田能久」で、2023年に「さじ加減」で出演。 2年連続、3度目の登場である。 東京落語でオンエアされるのは年間に20数… 続きを読む 柳家蝠丸「浜野矩随」
柳家花緑「中村仲蔵」(日本の話芸と浅草お茶の間寄席)
先日は柳家花緑師の「同時代落語」を酷評してしまった。 洋服で椅子に座った様式美云々は別にいいのだ。新作落語がこれだけ発展している今、あの内容ではなと。 ちなみに、春風亭昇吉師の高座を観たときに味わう、あの気恥ずかしさも漂… 続きを読む 柳家花緑「中村仲蔵」(日本の話芸と浅草お茶の間寄席)
入船亭の「たらちめ」言い立てを覚えよう
「たらちね」はよく掛かる前座噺。何度聴いても飽きない楽しい噺。 私はひらがな表記を好むが、漢字で書けば垂乳根。 だが、入船亭だけは「たらちめ」である。漢字だと垂乳女。 「たらちねの胎内より出でし」であり、意味は同じ。 入… 続きを読む 入船亭の「たらちめ」言い立てを覚えよう
柳家花緑「電信後退」(演芸図鑑)
浅草お茶の間寄席のTVKネットが消滅し、テレビの落語ライフは寂しくなった。 NHK演芸図鑑も新シーズンが始まらないので心配したが、ちゃんと今日からスタート。もっとも4月開始のシリーズはここ数年、月の中盤スタートみたいだけ… 続きを読む 柳家花緑「電信後退」(演芸図鑑)
立川談志「居残り佐平次」
「おとなのEテレタイムマシン」、志ん朝に続いて第2弾。 本当は枝雀もあったのだけども、子供の頃から枝雀だけはどうもピンと来ない。 繰り返し聴いて、面白さの理解はできているのだが、人さまにどうこう語りたいモードになっておら… 続きを読む 立川談志「居残り佐平次」
五街道雲助「堀の内」
ネタがないので、またしても録画から探してくる。 演芸図鑑の1月のもの。未編集であった。 人間国宝の演じる、ごく軽い12分の噺である。珍しい。 雲助師はインタビューで、これからも寄席の代演をどんどんやっていきますと語ってい… 続きを読む 五街道雲助「堀の内」
春風亭かけ橋「強情灸」
おかげさまで、更新サボった昨日も通常以上のご訪問。 笑点をきっかけに、当ブログで扱っている話題すべてに検索需要が発生するのである。 4団体が勢揃いしたことで、落語協会と芸術協会の違いが気になったりして。うちのブログにある… 続きを読む 春風亭かけ橋「強情灸」
笑点新メンバーは立川晴の輔/浅草お茶の間寄席TVKネットが終了
続きものをちょっと中断しまして。 そして、午前0時に出してしまおう。 昨日のアクセスの多かったこと。笑点の話題があると、落語全般に検索が広がるようである。 笑点新メンバーは立川晴の輔師。 うーん。 私別に、この人のこと嫌… 続きを読む 笑点新メンバーは立川晴の輔/浅草お茶の間寄席TVKネットが終了
古今亭志ん朝「火焔太鼓」
昔の音源・映像はYou Tubeその他で聴けるのに、テレビから流れてくると妙に付き合い方が変わるのは不思議だ。 私も令和の現代を生き抜いているようで、しょせんは昭和生まれ。 志ん朝なんてわかってるさと思っていたが、テレビ… 続きを読む 古今亭志ん朝「火焔太鼓」