昨日、「笑点メンバーはなぜ売れるか」という見出しを出したが、問題提起だけで結論が出ていなかった。 最終回、今日の記事で解き明かします。 ちょっと脱線するが、水曜日のラジオビバリー昼ズを金曜にようやく聴いた。 昇太師の番組… 続きを読む 令和の落語界における「笑点」の地位 その4
カテゴリー: 笑点と落語
令和の落語界における「笑点」の地位 その3
笑点メンバーはなぜ売れるか 笑点メンバーは売れている。 当たり前だろう、座布団利権を手に入れたんだから。 笑点のギャラはさほどでもないにせよ、地方の落語会のギャラが一桁上がるのだ。好楽や三平まで上がるらしいじゃないか。 … 続きを読む 令和の落語界における「笑点」の地位 その3
令和の落語界における「笑点」の地位 その2
(その1に戻る) 20年前の笑点を振り返ってみると、落語とは確かに別世界の存在に見える。ここまでは事実だった。2001年は志ん朝の亡くなった年でもある。 令和の世に同じことを言っている人は、その後の認識をアップデートでき… 続きを読む 令和の落語界における「笑点」の地位 その2
令和の落語界における「笑点」の地位 その1
昨日のコムマコ会見にはいろいろ触発されることが。ただ先日も書いてるから、もういいでしょう。 墓穴を掘り、国民から見事な総スカンを食らってしまった勘違い夫妻に対し、「国民の多数」の立場から叩き続けるのは私の美意識にそぐわな… 続きを読む 令和の落語界における「笑点」の地位 その1
人権的に正しい笑点
BPO(放送倫理・番組向上機構)に寄せられたご意見をご紹介いたします。 § 落語界というところは実にもって旧態依然です。 いまだに男尊女卑がまかり通っています。女性の前座さんは、楽屋で年配の師匠に必ずお尻を触られます。お… 続きを読む 人権的に正しい笑点
リアリティ番組としての笑点(下)
笑点のファンでも、テラスハウスと同様、知らないうちにネタを信じ込んでいる人がいるはず。 好楽師なんて、本当にうろ覚えで落語やってると思っている人、多いのでは。「仕事ない」まで信じていたら、さすがに社会人としてかなり異常だ… 続きを読む リアリティ番組としての笑点(下)
リアリティ番組としての笑点(中)
(上)に戻る リアリティ番組「テラスハウス」が、台本はないと標榜しつつ、その実ほぼすべてが演出であったという報道から、笑点を連想した。 笑点とは、こういう番組であると世間に認知されている。 シャレの利くベテラン噺家が、当… 続きを読む リアリティ番組としての笑点(中)
リアリティ番組としての笑点(上)
どうもご無沙汰しております。 ブログの更新を減らしたら、日々のアクセスは減らず、個々の記事のアクセスが増えた。 更新頻度を減らしたのは戦略ではなくて、ただのネタ切れ。とはいうものの、今までの更新頻度が無意味に高すぎたらし… 続きを読む リアリティ番組としての笑点(上)
1998年の三遊亭好楽「小言念仏」
三遊亭好楽という師匠は、落語界において格別な地位を占めている。 師は円楽党の会長である。今後の落語界再編のキーマンとなるひとり。 落語芸術協会会長・春風亭昇太師とのパイプは、大きくものをいう。 そして落語協会相談役の林家… 続きを読む 1998年の三遊亭好楽「小言念仏」
笑点と政治風刺(下)
森友学園や桜を見る会、年金2千万問題など、笑点に限らず落語では鉄板ネタ。 マクラよりも、噺本編のクスグリとして上手にぶち込むと、とても面白い。 例として、浅草お茶の間寄席の柳家喬太郎「死神」。呪文が「あじゃらかもくれん定… 続きを読む 笑点と政治風刺(下)