サゲの効能

当ブログでは昨年、サゲについて長々と論じた。 おかげで、「サゲ 分類」で検索すると、引っ越し前のブログが最初に表示されるようになった。 サゲの分類は、「ぶっつけ落ち」とか「とんとん落ち」などという、いにしえからのものが、 … 続きを読む

立川流は逃げていく

先日、初めて立川流の雲水師を聴いた。芸協中心の落語会に顔付けされていたもの。高座は非常に楽しいものだった。取り上げる際、すでに休止している雲水師のブログ内容についても記した。この師匠について、一日ブログの主役に取り上げた … 続きを読む

落語の演題、演者の名前の誤字いろいろ

落語ファンが聴いた落語の演題を、ブログやツイッターに載せるが、残念なことによく字が間違っている。 実に頻繁に見かける誤表記が「雑排」。ワープロでこう変換されてしまうのだが、意味は「雑排水」すなわち、「家庭から出る汚水のう … 続きを読む

怒りの一之輔(下)

(上)に戻る 野暮なファンに憤る一之輔師、さらに怒りの第三弾。 録音してる奴に限って「芸をわかってるからいいんだ」という選民意識がある まあ、そうだろうね。もっとも、選民意識があったとして落語が「わかる」はずはない。そう … 続きを読む

怒りの一之輔(上)

春風亭一之輔師は落語以外でもいつも楽しい人。余芸の見せどころであるラジオも毎週聴いている。ツイッターも面白いのだが、この師匠が珍しく吠えていた。怒りは本気なんだろうけど、ただ怒ってると噺家っぽくない。最大限にシャレをかま … 続きを読む

R-1ぐらんぷりの客と「演芸図鑑」

R-1ぐらんぷり、やってたのは知ってたが、視なかった。M-1に比べると私の関心はぐっと低い。ちなみに、R-1のRはピン芸の代表、落語のことだそうな。落語を普段聴いてると、それ以外のピン芸には関心がなくなってしまう。それを … 続きを読む

【怒りの丁稚】フライング拍手許すまじ

水曜日に、「日本演芸若手研精会」という、二ツ目さんの会(お江戸日本橋亭)に行ってきた。 落語には、これ以上ないくらい満足した。明日からこの会について書きます。 だがその会で、ひとつ許せないことがあり、これを先に書くことに … 続きを読む

セクハラギャグの位置づけ

先日、落語の扱う笑いの対象についていろいろ書いた。シャブ中患者からLGBTまで。 疑問を持ったら書いてみる。するといろいろなことに気づく。 結果改めて、落語の優しさについて気づかされた次第。長い時間を掛けて、古典落語は洗 … 続きを読む

「自虐」警報

M-1騒動は随分と長引いたものだ。もうさすがに皆さん飽きましたかね。 芸人が審査に不満を覚えるところまではまあいいとして、意味なく女性差別に走り、人口の半分を敵に回すのは愚かである。 「権力」というものと、権力を行使する … 続きを読む