先日、三遊亭好の助さんの高座に接した際、師匠好楽の前名「林家九蔵」を襲名することについて当ブログでちょっと触れた。好楽師、弟子の襲名に当たり、木久扇師や先代正蔵遺族には筋を通したとのことだったが、海老名家の承諾を得たと書… 続きを読む 林家九蔵襲名断念問題
カテゴリー: 丁稚の落語論
前座噺あれこれ
子ほめ / 道灌 / 真田小僧 / 狸札 / 元犬 / 金明竹 / 牛ほめ / たらちね / やかん / 転失気 / 寿限無 / からぬけ / 道具屋 / つる / 一目上がり / 千早ふる / 饅頭こわい / 手紙無筆… 続きを読む 前座噺あれこれ
続・丁稚の落語入門(寄席に安く行く)
久々に落語入門・寄席入門の続きを。 今日はひとつ、合法的に寄席に安く行く方法を研究してみます。 このブログは、日ごろから寄席の料金についてやたらと触れている。そんなこと書いている人を他にお目にかかったことがないので、私は… 続きを読む 続・丁稚の落語入門(寄席に安く行く)
三遊亭兼好インタビュー
昨年から円楽党の本拠地である両国、亀戸にずいぶんと出向くようになった。 都内の寄席は、格の順に上野、浅草、新宿、池袋。 それらと比べ両国は、言葉は悪いが場末である。だが、ここは円楽党だけではない、各派の芸人が集う寄席。 … 続きを読む 三遊亭兼好インタビュー
芸協入り後の三遊亭円楽
落語芸術協会の客員になった三遊亭円楽師。この件については、半年前にちょっと書いた。 その後、どんな状況にあるのか追いかけてみることにする。 円楽師の高座を生で聴いているわけでない点、気が引けるけど。 円楽師の芸協入りに関… 続きを読む 芸協入り後の三遊亭円楽
落語の中手
中手は「なかで」と読む。「なかて」でもいいような気もするが、通例に従っておきます。 一席の落語の途中でされる拍手のことです。初めとしまいの拍手は当たり前。 噺家さんの腕に対する賞賛が本来の中手だけど、他にもいろんな目的で… 続きを読む 落語の中手
落語とジャズ
三遊亭竜楽師匠のCDを山野楽器で買ったら、銀座本店のジャズイベントの応募ハガキがついていた。 夜にはビッグネームの大西順子が出るが、昼間なら競争率は低いだろうと思って応募したら、案の定当選したので行ってきました。 本当は… 続きを読む 落語とジャズ
2017NHK新人落語大賞
今年も新人落語大賞の季節がやってきました。 楽しみ方としては、結果を知らずに視るのがベストなんだけども、なかなかそうもいきません。 落語協会のWebサイトに出てるんだもん。探してもいない結果を、あらかじめ知って視る羽目に… 続きを読む 2017NHK新人落語大賞
丁稚の落語入門
準備編 昨日で、365日ブログ連続更新となりました。それを記念(?)して、たまには実用的なネタでも書いてみましょう。落語には「こう聴かなきゃダメ」はありません。ですが、「こう聴くと楽しいよ」というのはあります。 「落語を… 続きを読む 丁稚の落語入門
政治を語る噺家
先日、「野暮な噺家、野暮な客」と題して、「粋」と「野暮」についていろいろ書いてみた。ツイッターにもちょっと触れた。ちゃんと使いこなしている人にとっては粋なメディアかもしれないと。私も、ツイッターのように粋にブログを書きた… 続きを読む 政治を語る噺家