ちょっと前に、落語の大会における組織票疑惑落語の大会における組織票疑惑について書いた。その後も、たまに検索で当ブログにお越しいただいている人がいるようである。 あまり大騒ぎし過ぎるのもどうかと思う(じゃ書くなよという話だ… 続きを読む 野暮な噺家、野暮な客
カテゴリー: 丁稚の落語論
立川流の傲慢
このブログのネタも提供してもらったわりには、しばらく聴いていなかった「新ニッポンの話芸 ポッドキャスト」。 You Tubeで聴けます。 全部聴いているわけでもないのだが、中だるみもあったのだろう。このところ、新鮮なネタ… 続きを読む 立川流の傲慢
三遊亭円楽、芸協入り
スポーツ報知のスクープ。 弟子を置いて、ひとりで落語芸術協会入りする三遊亭円楽師匠。当面客員として。円楽党にも引き続き籍を置くとのこと。 うーん、微妙なニュースだなあ。なんというか。気になる点がいろいろある。箇条書きにし… 続きを読む 三遊亭円楽、芸協入り
落語大会不正問題
【春風亭昇太も困惑する愛弟子・昇吉の「八百長疑惑」】 Web上に出ていたニュース。 3月の事件である。なんで今ごろ報道されるのだろうか。全然知らなかった。 「八百長」とは、また穏やかではないですな。他の噺家から優勝を買っ… 続きを読む 落語大会不正問題
歌舞伎「魚屋宗五郎」と落語「妾馬」
金曜日は歌舞伎座に行ってきた。 ネタにする気はなかったのだけど、落語絡みで拾えましたのでこれについて。 歌舞伎座は相変わらず、平日から大混雑。外国人観光客も多い。 貧乏人の私にも、幕見は優しい。 「團菊祭五月大歌舞伎」。… 続きを読む 歌舞伎「魚屋宗五郎」と落語「妾馬」
丁稚的落語を聴く生活
私は今、月に二度程度落語を聴きにいく生活を送っている。ほとんどが寄席である。 落語会のチケットを買っておいてその日を楽しみにする、ということはまったくしていない。 志の輔師や談春師など、生で聴かずに一生を終えそうだ。こち… 続きを読む 丁稚的落語を聴く生活
(小ネタいろいろ)小三治鼻濁音/高橋維新/志らくのマクラ
柳家小三治著「落語論」で取り上げられていた「鼻濁音」について先日書いたが、検索してみるといろいろ面白いネタも見つかる。 立川談四楼師の過去のツイートによると、かつて小三治師、楽屋で「鼻濁音の小三治」と言われていたそうであ… 続きを読む (小ネタいろいろ)小三治鼻濁音/高橋維新/志らくのマクラ
続・柳家小三治を批判的に聴く
先日、<柳家小三治を批判的に聴く>ということに取り組んでみた。苦手な噺家を毛嫌いするのではなく、立ち向かっていくことで、いろいろ見えてきたものがあり個人的には非常にいい体験だった。その結果、普通に聴けるようにはなった。た… 続きを読む 続・柳家小三治を批判的に聴く
2016NHK新人落語大賞雑感
毎年恒例の新人落語大賞、結果を知らない状態で、録画を見ました。 落語でもお笑いでも、採点による賞は、自分の「好き嫌い」と「客観的評価」との区別をきちんとつけて観ないと楽しめない。 誰かに受賞して欲しいと思ってしまうと、も… 続きを読む 2016NHK新人落語大賞雑感
落語はなぜひとりで演ずるのか
【2019/3/5改稿:関係者の名前を匿名にしていたのですが、別に意味がないので実名にしました】 柳家小ゑん師匠のツイッターをまとめて読んでいたら、ひとの商業コラムへのリンクがあった。 <一人で全部を演じる「落語」は本当… 続きを読む 落語はなぜひとりで演ずるのか