寄席の機会均等を考える
桂春蝶という、愛人DV事件を起こした哀しい噺家がいる。 刑事事件になっていなくても、傷害は立派な犯罪。 悪い人が出てこないと評される落語の世界だが、演者に悪人がいることもあるのだ。 事件がフライデーされたときに一度降板に … 続きを読む
桂春蝶という、愛人DV事件を起こした哀しい噺家がいる。 刑事事件になっていなくても、傷害は立派な犯罪。 悪い人が出てこないと評される落語の世界だが、演者に悪人がいることもあるのだ。 事件がフライデーされたときに一度降板に … 続きを読む
一日別ネタで失礼しました。 続いて喬太郎師のマクラの秘訣、その3。 ギャグを客に拾わせること。 漫才についていうなら、基本的には客に直接ギャグをぶつける性質の芸ではない。 ふたり(以上)の掛け合いを客に見せていくものであ … 続きを読む
柳家喬太郎師のマクラの秘訣について書いていたところなのだが、ちょっと別ネタを挟み込ませてください。 緊急事態宣言発動により、ついに寄席も完全中止となった。 今ごろ、寄席が閉まろうがどうしようが知るか? まあ、おおかたのご … 続きを読む
緊急事態宣言発動でもって、もう1か月は寄席どころじゃないですな。それはそうと。 続いて喬太郎師のマクラの秘訣、その2。 「仮想の敵を作らないこと」 敵を作ってネタにするのは簡単。だが、その敵が好きな人だって寄席にいるのだ … 続きを読む
ついに本日より、平日の寄席も中止の憂き目。両国寄席だけはまだ開いてるようだが。 いずれにせよ寄席には行けないので、仕事をしながら家でVTRコレクションをずっと聴いている。 たくさんあって傑作揃い。ご紹介したいものも無数に … 続きを読む
定期購読 コロナ渦中の池袋演芸場、新作台本まつりの模様を1週間にわたり続けた。 トリの喬太郎師は言わずもがなであるが、ユニークな新作落語家が勢揃いの、楽しい寄席であった。 さて、このうち一日使ってご紹介したのが、三遊亭丈 … 続きを読む
首相夫人の軽い脳ミソのことはみな馬鹿にする。だが人によっては、発信の仕方がほぼ同類であったりする。 誰しも、アキエと同じ善意のモンスターになってやしませんか。 政府方針によると、収入が下がった世帯に20万円給付の見込みだ … 続きを読む
テレワークを機に、「働かないおじさん」の本当に働かない正体が次々バレているというネット上の記事は結構楽しい。 働かないおじさんはITスキルがまるでないため、自分がテレワークでサボっていることがまわりから丸バレなのにすら気 … 続きを読む
昨日まで、3月25日の池袋、新作台本まつりの模様を延々お届けしたところである。 柳家喬太郎主任で、満員の寄席。その内容もすばらしいものだった。 白熱・爆笑の寄席、しかしこの内外に漂うコロナの恐怖。 なんだか、デカメロンみ … 続きを読む
ウツセミ/孫帰る (上)に戻る 面白いことに、この噺の時代背景を迷う喬太郎師。 スカイツリー以前、東京といえば東京タワーだった時代を設定しても別に構わない。だが、時代背景に大きな価値のある、ノスタルジックな … 続きを読む