大岡山落語会 その4(柳家小んぶ「臆病源兵衛」)

臆病源兵衛/芝浜 仲入り休憩を挟み、トリは柳家小んぶさん。 自粛太りなんだと。 大変背の高い人だが、確かにちょっと下腹が出ている。 どんな状況でも太れますだって。 夏はもうすぐ終わり。 先にはな平さんが幽霊の噺を出したが … 続きを読む

大岡山落語会 その3(林家はな平「お菊の皿」)

Mr.ポテトヘッドみたいな林家はな平さんは、正蔵師の3番弟子。 この大岡山落語会は、もともと兄弟子のたこ蔵師(二ツ目時代、たこ平)がレギュラーメンバーだったらしい。 真打に昇進した際に、はな平さんが後を継いだのだそうで。 … 続きを読む

大岡山落語会 その2(柳家花いち「長短」)

トップバッターは花いちさん。 先日の国立でも語っていたが、最近「川端康成」に似ていると言われるのだそうで。ギョロっとした感じが。 コロナ禍の最中は髪を伸ばしていたので、ますます似ていた。 だが、上になにかしらつくのだそう … 続きを読む

大岡山落語会 その1(オープニングトーク)

東京かわら版を読み込み、17日の夜、大岡山落語会というものを発見。 大岡山は、東急目黒線と大井町線の交差する街。駅前には東工大。 目黒区と大田区にまたがっている。 この街、落語が結構盛んであり、かわら版でもよく会を見つけ … 続きを読む

三笑亭夢之助と手話通訳事件(下)

(上)に戻る 2007年にあった、手話通訳事件を振り返る。 これは単なる一過性の事象ではない。 夢之助師の噺家人生をも大きく左右したものと思う。 夢之助師が手話通訳になぜクレームを付けたか。 理由は誰にでも、容易に想像で … 続きを読む

三笑亭夢之助と手話通訳事件(上)

「ほぼ」毎日更新「でっち定吉らくご日常」。 朝一番で記事がアップされていないということは、前日までにできていないということです。 いよいよネタがなくなったら休んでしまうけども、そういうときにはなにか思いつくもの。 遅れば … 続きを読む

演題表記の好き嫌い

今年のお盆はまだ落語を聴きに出かけていない。予定は一応あります。 昨年はどうだったか。調べてみたら「小ゑん落語ハンダ付け」ゲスト駒治師の会に出かけていた。 2018年はどうだったかなと思ったら、黒門亭(光る二ツ目の会)と … 続きを読む

「Go Toでちょっと高い温泉旅館に泊まったら」に思う

息子は短い夏休み。家にいるときは寝るかネットにかじりついてるか。 その息子が、「Go Toでちょっと高い温泉旅館に泊まったら」というネタを教えてくれた。 当ブログの「世の中の落語を探す」ネタとしてなら悪くないかも、と思っ … 続きを読む

秋の落語とは?

「ほぼ毎日更新」になった当ブログ、更新時刻がだんだんズレてきまして、すみません。 現場に行かないとなかなかネタができない。 さて今年は、寄席が休席になったりして、夏の噺を掛け損ねた噺家が多いようである。無理もない。 夏の … 続きを読む

地名の付いた落語

先日中学生の息子と一緒に、品川遊郭の残り香を求めて彼の地を散策してみた。 なかなか面白かった。東海道を犬に吠えられながら逃げ帰る、死に損ないの金蔵に思いを馳せつつ。 東海道は海沿いの道だが、現在では海ははるか沖合いまで埋 … 続きを読む