横浜にぎわい寄席(下・橘家圓太郎「化け物使い」)

続いて古今亭今輔師。 この人を、落語協会の師匠と一緒に聴けるのが魅力で、横浜までやって来たようなところがある。 だが、残念ながら暮れに浅草で聴いた「雑学刑事」だった。自信作なんだろうけども。 そして今輔師の場合、マクラの… 続きを読む 横浜にぎわい寄席(下・橘家圓太郎「化け物使い」)

橘家圓太郎「親子酒」

ブログのネタが切れたらテレビの落語を。 浅草お茶の間寄席の録画を遡って確認していたら、橘家圓太郎師の「親子酒」があった。 浅草演芸ホールの14分の高座。 TVK(キー局の千葉テレビより遅れる)で2月19日に流れたもの。 … 続きを読む 橘家圓太郎「親子酒」

拝鈍亭の橘家圓太郎2(下・「蛙茶番」)

長いらくだの後、「前座もいないんで」と自分で座布団ひっくり返す圓太郎師。 また自分が座るのに、高座返しは必要なのだろうか? 仲入り後、2席目の圓太郎師、まだまだマクラたっぷり。 楽屋で昔のネタ帳を見てました。この会はもと… 続きを読む 拝鈍亭の橘家圓太郎2(下・「蛙茶番」)

拝鈍亭の橘家圓太郎2(上・一度サゲてから、考え直して続ける「らくだ」)

黒門亭1部の終了後、拝鈍亭の開演5時まで3時間。ブログ書いてたらアッという間だ。 まっすぐ護国寺を目指すなら湯島駅から行くのがよかったのだが、ふらふらして結局秋葉原から日比谷線に乗り、築地・新富町経由での大回り。 頑なに… 続きを読む 拝鈍亭の橘家圓太郎2(上・一度サゲてから、考え直して続ける「らくだ」)

新宿末広亭4 その2(橘家圓太郎「つる」)

圓太郎囃子が掛かって、橘家圓太郎師匠。 マクラは早々に、八っつぁんが隠居を訪ねてくる。 「八っつぁん、あたしゃお前さんが大好きだよ」「・・・一緒になりますか」「そこまで好きじゃない」。 ふざけた大人の楽しい会話。 さすが… 続きを読む 新宿末広亭4 その2(橘家圓太郎「つる」)

拝鈍亭の橘家圓太郎(下・「締め込み」)

黄金餅だけでも、そして志ん朝のノンフィクション小噺それぞれだけでも実に満足。 さらにもう一席ある。なんて贅沢なんでしょう。 さすがに二席目は、大ネタではあり得ない。 寄席の軽い泥棒ネタ「締め込み」だった。志ん朝から来てい… 続きを読む 拝鈍亭の橘家圓太郎(下・「締め込み」)

拝鈍亭の橘家圓太郎(中・志ん朝のアバンチュール)

しかし黄金餅という噺、まったくもってすごいと再認識。 談志に言わせれば「人間の業の肯定」なのだろうが、別に肯定なんかしてないと思う。ただただ、「そういう噺」である。 主人公金兵衛は、物語冒頭でもって死にゆく坊主・西念に対… 続きを読む 拝鈍亭の橘家圓太郎(中・志ん朝のアバンチュール)

拝鈍亭の橘家圓太郎(上・「黄金餅」)

国立に行ったあと、さらに締め切りやっつけて、また出かけます。 最近なじみの雑司ヶ谷・拝鈍亭。 長講がたっぷり聴ける。 今回は橘家圓太郎師匠。 前座も出さず、ひとりで二席。 先月聴いたばかりの三遊亭遊雀師もそうだが、圓太郎… 続きを読む 拝鈍亭の橘家圓太郎(上・「黄金餅」)

ざま昼席落語会(下・橘家圓太郎「百川」)

新宿亭砥寄席 その壱 〜三遊亭王楽「首提灯」/瀧川鯉昇「へっつい幽霊」 / 落語 価格:2090円(税込、送料別) (2021/5/13時点)   仲入り休憩を挟んで、再び王楽師の登場。 帯久は袴姿だったが、ピ… 続きを読む ざま昼席落語会(下・橘家圓太郎「百川」)

ざま昼席落語会(中・橘家圓太郎「強情灸」)

圓太郎師、世情についても語る。 この、立ち位置がとてもいいなと。 落語を聴きもしないで、噺家は職業的反体制だと思っている人も多いようだ。このたびの寄席営業に関する反旗も、その関連で捉える人もいる。 実際には、高座で思想の… 続きを読む ざま昼席落語会(中・橘家圓太郎「強情灸」)