柳家喬太郎「転失気」

落語の基本、喬太郎シリーズを続けます。 金曜日は出かけようかとも思ったのだが、結局家で繰り返し喬太郎師匠を聴いていた。 私にとって、落語のリハビリみたいなものだ。どこにも傷を負ってはいないのだけど。 いろいろ聴いてから喬 … 続きを読む

柳家喬太郎「初天神」

ブログのネタに困ったら、基本に帰る。 こんなときはやはり柳家喬太郎師匠である。 極めてユニークな喬太郎師だが、古典落語には基本が詰まっている。 昨日取り上げた「茶代」を収録しているディスクよりさらに古いもの、もっぱら20 … 続きを読む

柳家喬太郎「茶代」

私にとっての落語の基本は柳家喬太郎師にある。早速10月上席、鈴本はこの師匠の主任であるので、行くつもり。 寄席で聴こうと思えば行列を覚悟しなけりゃいけないが、それぐらいは我慢しよう。 この師匠が好きなのはいいとして、破天 … 続きを読む

池袋演芸場17 その9(柳家喬太郎「居残り佐平次」下)

    (その1に戻る) (上)に戻る どこまでも調子よく、人を食ったのらりくらりした態度で、勘定をいつまでも払わない佐平次。ついにからっけつであることが明らかになっても、若い衆ももはや呆れている。 … 続きを読む

池袋演芸場17 その8(柳家喬太郎「居残り佐平次」上)

4月5日に聴いた寄席、たっぷり書きすぎ、ついに現実世界では14日になってしまいました。さらに2日間、すばらしいデキだった夜トリの喬太郎師匠を。 柳家喬太郎「居残り佐平次」 昼の部から入ってようやくの柳家喬太郎師。花見の席 … 続きを読む

2019年正月のTV落語(柳家喬太郎「たいこ腹」など)

珍しく3日の日から黒門亭に行ったりしたが、正月はTVの落語をチェックするのが私の毎年の習慣である。 TBS日本の話芸は計3日間。だが今年の放送分は、すべて放映済み(一部CS)で録画済みだった。 昨年と違い、正月の番組につ … 続きを読む

六郷土手・宝寄せ(柳家喬太郎「ウルトラ仲蔵」)

今月はあまり落語に行っていない。国立の駒治師の披露目と、らんまんラジオ寄席の録音に参加しただけ。 検討した席はいくつかあるのだが。 このぐらいの頻度が普通だと思う。 それはさておき、勤労感謝の日の23日は、今年前半から楽 … 続きを読む

柳家喬太郎「母恋くらげ」

「新作落語を取り戻せ」という大テーマを、ここしばらく私は持っている。 最近、落語の耳が古典落語に寄り気味だ。円楽党によく行くようになったためもあるだろう。 どういう落語を好んで聴くかは人の自由。古典落語中心に聴いたとして … 続きを読む