林家はな平お庭でらくご2(下・「片棒」「甲府い」)

松竹梅、実にシンプルかつ素敵な一席。 自己解説の後、今度は三ぼうを振る。 お知り合いに◯◯ぼうの方がいたらお詫びします。 ケチから、六日知らず。 本編は片棒。 片棒という噺、私の大好物である。 聴く片棒のほぼすべては、次 … 続きを読む

林家はな平お庭でらくご2(上・松竹梅)

梶原いろは亭がハネ、今度は梶原電停から都電に乗って終点、早稲田へ。 都電の沿線は落語が盛ん。 いろは亭のトークに出てきたスタジオフォーもあり、ばばん場もあり。北とぴあも町屋のホールもあり。まだある。 都電という庶民の足が … 続きを読む

林家はな平お庭でらくご(下・「鮑のし」「百川」)

細川肥後庭園から松聲閣を望む。梅はこの1本のみ。 落語の部屋は、建物1階の右手となっています。高座のはな平師の後ろに、庭園側から松聲閣のお庭に入ってくる人がチラ見できる。 背後の建物は日本女子大学ですね。 鮑のしについて … 続きを読む

林家はな平お庭でらくご(上・転失気)

火曜日、開演時刻でしくじったので水曜出直し。 とはいえ再度のスタジオフォー(巣ごもり寄席)もダレるのでどこかないかなと。 林家はな平師の「お庭でらくご」というものが見つかった。2年ほどご無沙汰だが、好きな師匠のひとり。 … 続きを読む

抜擢で香盤抜かれても腐っちゃいけない(上)

芸術協会の新真打が発表されており、師匠に止められていた春雨や風子さんもようやく昇進とのこと。 これは追って取り上げます。今日のテーマにちょっとは関係するかもしれません。 春風亭一之輔師が笑点メンバーに選ばれた際も、思えば … 続きを読む

国立演芸場20(林家正蔵「淀五郎」)

夜席は出歩きにくい私なのだが、たまには解放される。 解放される月曜は、夜席の両国寄席に行ってみよう。トリは三遊亭兼好師。 その前にひとつ出向いてみる。国立演芸場。 4月上席の主任は、林家正蔵師。 毎年恒例のこの芝居は、2 … 続きを読む

池袋演芸場28 その2(池袋珍品尽くし「唖の釣り」「松竹梅」)

まったく失念していて昨日は書かなかったのだが、コロナ罹患の三三師は、前日の27日より復帰したばかり。 だからそもそも、このぽっかぽっか寄席の前半(仲入り)は全休であった。 客の私のほうも、コロナ明け初の出動。8月はずっと … 続きを読む

落語協会2022年春と秋の新真打

今日は落語協会の、国立の新真打披露目に行くつもりでいた。柳家さん花師。 兄弟子の柳家喬太郎師も出るし。 国立演芸場の定席に喬太郎師が顔付けされることは、そうそうない。 国立は寄席組合に入っていないから、寄席四場に顔付けさ … 続きを読む

神田連雀亭ワンコイン寄席34(上・林家はな平「一分茶番」)

満員の亀戸に出向いたばかりだが、月末に神田連雀亭ワンコイン寄席に出向くことは早々決めていた。台風の来る前日。 ところで、兼好師の集客力で満員だったというのに、ブログにアップしたら「花筏」の記事のアクセスが少ない。どういう … 続きを読む

古今亭圓菊復活と来春の落語協会新真打

古今亭圓菊の名前が復活するそうな。 二代目の息子、菊生師が三代目を継ぐのだと。 圓菊の初代は、数多くの名を名乗った志ん生。 志ん生をおぶって寄席に連れていった二代目は、古今亭の総帥として2012年に亡くなった。 私もご存 … 続きを読む