神田連雀亭ワンコイン寄席62(上・笑福亭希光「鼻ねじ」)

神田連雀亭ワンコイン寄席の顔付けを何の気なしに見てみたら、今秋真打昇進の入船亭遊京、そして北とぴあを獲って飛ぶ鳥落とす勢い笑福亭希光の名がある。 ちょっと出かける。 メンバーがいいのでつ離れしている。16人だそうで(希光 … 続きを読む

国立演芸場寄席@紀尾井小ホール2 その4(橘家圓太郎「短命」)

ヒザの柳家小春師匠を挟み、トリの橘家圓太郎師。 このトリのおかげなのか、圓太郎師の情報を求める訪問が当ブログに結構あった。 圓太郎師は好きでよく聴いてるのに、寄席のトリのときに来たのは意外にも初めて。 横浜にぎわい座の定 … 続きを読む

国立演芸場寄席@紀尾井小ホール2 その3(入船亭扇橋「野ざらし」)

先代扇橋 仲入りは春風亭柳朝師。 桜が済んだら、もう幽霊の時季か。 3年前に聴いた、お菊の皿だった。 マクラで語る、彦六の正蔵の怪談噺の様子と、前座じぶんの古今亭菊太楼師のチョンボも同じ。 執念妄念。大阪弁の幽霊は似合わ … 続きを読む

国立演芸場寄席@紀尾井小ホール2 その2(柳家わさび「券売機女房」)

先日、鈴本の披露目で半分寝てしまった風藤松原だが、今回はフルで聴けてよかった。 それにしても寝てばかりだ。 昔書いたクレイジーなラブレターのネタ。 風藤のごく緩いツッコミが時代にマッチしてすごく好き。あんまりボケを否定せ … 続きを読む

国立演芸場寄席@紀尾井小ホール2 その1(桂枝平「牛ほめ」)

先日、池袋・浅草と橘家圓太郎師のトリが二席続けてあったが、どちらも行けなかった。 幸い今月もトリがある。国立演芸場代替の紀尾井小ホールへ。 うっかりして、カネおろさないで現地に着いてしまった。 昨日現金しか使えないラーメ … 続きを読む

「八っつぁん熊さん」のイメージは粗忽長屋だけで作られている

昨日は休んだが、一昨日「八っつぁんと隠居」でネタを作ったところ。 ここから、落語の登場人物のことを考えていた。 八っつぁん熊さんご隠居さん、人のいいのが甚兵衛さん。馬鹿で与太郎。 ふと思った。本当は急に気づいたわけでもな … 続きを読む

スマホの鳴らない方法を考えよう

「よく来たな八っつぁん。今日はどうした」 「ちょっと隠居の知恵を借りようと思いまして」 「久々だね。隠居と八っつぁんの会話で1本作ろうと言うんだな。小ゑん師匠なんか、台本募集にこんなの来るのが大嫌いらしいけどね」 「あっ … 続きを読む

男が羽織を脱ぐとき

なんとなくカッコいいタイトルをつけようと考えて、大失敗してみました。 石橋貴明のセクハラをヒントに、「打ち上げですぐ脱ぐ噺家も気をつけよう」という内容を書こうかと思ったのだ。 検索したら、名文筆家林家はな平師の「噺家が高 … 続きを読む

優しい師匠はいい師匠 厳しい師匠は…(春風亭一朝の例)

Googleポータルに、ラジオ深夜便が表示された。 直前にたまたま聴いたためだろう。三笑亭可風師の富士詣りなど。 Googleに表示された内容を開いてみたら、春風亭一蔵師のインタビューだった。師匠・一朝への愛をこれでもか … 続きを読む

池袋演芸場35 その5(三笑亭夢ひろ「子ほめ」)

トリの三遊亭遊雀師、「猫の災難」の続き。 熊さん、全部飲んでしまった言い訳を考えたあと、アニイはまたきっと酒を買いにいくねと。 そうしたら、その間鯛食っちまおう。アニイはずっと行ったり来たりだ。 このセリフが、二人の人間 … 続きを読む