滝野川「みやこ鮨」の三遊亭遊馬2(下・粗忽の使者)

粗忽の侍、治部衛門と三太夫のやり取り、いったん全部リアルタイムで出しておいて、再度大工の留っこの口から改めて再現させるというやり方、初めて聴いた。 最近は繰り返しを嫌って、留っこの説明だけにするというのがほとんどだろう。 … 続きを読む

滝野川「みやこ鮨」の三遊亭遊馬2(中・堀の内)

丁寧な遊馬師の噺、現実時間では長めである。しかし、ギャグは意外と刈り込んでいる。 刈り込んでいるのか、古い時代の演出を活かしているのか。 いずれにせよ、「あ、熊オレだ」みたいな、先代小さんの入れていたクスグリはないのであ … 続きを読む

滝野川「みやこ鮨」の三遊亭遊馬2(上・粗忽長屋)

板橋駅東口、北区滝野川の寿司屋「みやこ鮨」での、三遊亭遊馬師匠の独演会「遊馬百席」。 前回は7月、三連休の中日に初めて出向いた。裏を返しに行きましょう。 いい会であって、会場のみやこ鮨がまたなかなかいい雰囲気であることを … 続きを読む

円楽党の真打昇進基準(上)

東京の落語会には4つの団体が存在する。 このうち、円楽党と立川流は、落語協会から分裂してできた組織である。 分裂した当時のゴタゴタ、恨みつらみを忘れていない噺家はたくさんいるのだが、それでももう、40年近く経過している。 … 続きを読む

ひどい新作落語のダメージを解剖する(下)

古典落語ちりとてちんの気持ちいい部分を持ってこれないのは、パロディ落語の登場人物が全員嫌な女だという点に現れる。 誕生日を祝ってやろうというのに、その当人は、別れた男をヨリを戻したのでドタキャン。これは料理が余った理由付 … 続きを読む

ひどい新作落語のダメージを解剖する(中)

連雀亭二ツ目地獄の人は、一度の経験で懲りて避けている。 だが、そこそこ活躍している様子でもある。二ツ目である以上、いずれ私もまた対峙することになるだろう。 あれほどひどい高座を聴くことはもう、ないとは思うのだが。 寄席地 … 続きを読む

ひどい新作落語のダメージを解剖する(上)

おかげさまで、神田連雀亭ワンコイン寄席に同じ週に2度出かけ、どちらの日も大いに満足して帰ってきた。 だがいっぽうで、ひどい高座に出くわすこともなくはない。連雀亭でも、よそでも。 ひどい高座に出くわしたとき、その後しばらく … 続きを読む

立川流の迷走

東京の落語界には4つの団体がある。 落語協会、落語芸術協会、円楽党、そして立川流。 前の3つの寄席や会にはたびたび出没するのだが、立川流だけはとんとご無沙汰している。 といっても、「立川流に出向く」という概念自体が、そも … 続きを読む

立川談幸、いつの間にか香盤決定

ふと気になって、落語芸術協会の香盤を確かめてみた。 香盤は、噺家の序列。ファンにはあまり関係ないが噺家にとっては大事なもの。 とっくに正会員になり、弟子もめでたく真打に昇進した立川談幸師。 真打の一番下に、破線を引かれて … 続きを読む