でっち定吉
アニメ「昭和元禄落語心中」の落語(助六再び編)/第七話
高座の直後に亡くなった噺家というと、四代目小さん、六代目圓生である。 一方、高座に出なくなってから比較的長生きして亡くなった人は、志ん生、五代目小さん、米朝、三代目春團治。 後者もいい人生だと思う。 高座に上がらなくなる … 続きを読む
丁稚的落語を聴く生活
私は今、月に二度程度落語を聴きにいく生活を送っている。ほとんどが寄席である。 落語会のチケットを買っておいてその日を楽しみにする、ということはまったくしていない。 志の輔師や談春師など、生で聴かずに一生を終えそうだ。こち … 続きを読む
アニメ「昭和元禄落語心中」の落語(助六再び篇)/第六話
先日黒門亭で柳家小ゑん師匠を聴いてきた。 小ゑん師匠、マクラで、「昭和元禄落語心中」についても触れていた。好意的な扱いではあるのだけど、アラがいろいろ気になると。 ツイッターでつぶやいていた内容に加えて、いろいろ語ってい … 続きを読む
春風亭一之輔「新聞記事」
春風亭一之輔師の噺、当ブログでは具体的に取り上げたことがなかった。 この師匠の噺、たまらなく面白いが、面白さの分析がやたら難しいのである。 徐々にわかってきた気がするので、ひとつ取り上げてみます。 コレクションの中から、 … 続きを読む
黒門亭1(柳家小ゑん「アセチレン」)
柳家小ゑん千一夜VOL.2 楽天で購入 今年は「コストパフォーマンスの高い落語を聴こう」と決意、しているわけではないのですが、でも安いのは本当にありがたいですね。 桂文珍師の「大東京落語会」など、5,500円(当日)だも … 続きを読む
アニメ「昭和元禄落語心中」の落語(助六再び編)/第五話
柳家小ゑん師匠のツイッターをいつも拝見しているが、「昭和元禄落語心中」について、「時そばの勘定の仕草は違う。手を下に向けたら『応挙の幽霊』みたい」「家族を楽屋に入れるなんてありえない」と書いていらした。 ただ、全体的には … 続きを読む
上野広小路亭1(しのばず寄席)
1月31日の昼間に、落語を聴きにいく時間を作った。どこに行きましょう。基本的に、月の31日には寄席の定席はない。「余一会」をやっていることが多い。この日の夜席は、鈴本は「落語教育委員会」。浅草・新宿・池袋は、「昭和元禄落 … 続きを読む