阿佐ヶ谷アートスペースプロットの入船亭遊京2(上・古今亭志ん松真打昇進について)

コーヒーがそろそろ切れてきたので阿佐ヶ谷に出向く。 東京一美味いと私は思ってるコーヒー豆のお店のすぐそばに、芝居の稽古その他に使うスタジオ、アートスペース・プロットがある。そこで月曜日に入船亭遊京さんが落語会を開いている … 続きを読む

プーク新作落語寄席2 その4(三遊亭白鳥「3年B組はん治先生」)

そういえば、きく麿師は小さなあいびき使ってましたな。 あと4日間の番組は小ゑん師が作っているそうで。 仲入り後、古今亭志ん五師は「噺家に着物でスケボをやって滑らせる」というテレビ企画の影響でスケボを始め、練習場で小里ん師 … 続きを読む

プーク新作落語寄席2 その3(林家きく麿「二コ上の先輩」)

きよ彦さんは下の楽屋にいたら、2席続けて上からどんどん音が響いてきたそうで。いったいなにやってんだと。 そういえばごはんつぶさんは、しばしばヒーローの所作でもって立ち上がっていた。 落語で立ったり座ったりするなと自己ツッ … 続きを読む

プーク新作落語寄席2 その2(林家きよ彦「代行サービス」)

思い出したが、ごはんつぶさんは「湯屋に行くのに手ぬぐいが見つからない慌てものの粗忽」「鉄瓶ぶらさげていくのんびりした粗忽」の小噺も掛けていたのだった。 最後に楽屋で「襟止め」と下痢止めを訊き間違えた小噺。 こういう、擦り … 続きを読む

プーク新作落語寄席2 その1(林家十八「変身指南」)

プーク新作落語寄席、夜席は行きづらいが都合つけ、昨年に続いて参加する。 昨年は大きな刺激を受けたのだった。 今年は早めに行動したので、4日間どの席でも選べたが、あまり迷わず初日火曜に。 新作落語界を代表するメンバーが揃っ … 続きを読む

馬遊・喬太郎落語会2(下・柳家喬太郎「一中節門付け」)

よく考えたら、地獄が舞台の落語は多少あるが、極楽が舞台というのは初めてかも。 蜘蛛の糸を、長屋住民たちが次々昇ってくるので釈台にしがみつき、必死でこらえる蜘蛛。 釈台の使い方をまたひとつ生み出し自画自賛の喬太郎師。 仲入 … 続きを読む

馬遊・喬太郎落語会2(中・柳家喬太郎「蜘蛛の糸」)

袖から延びてきた手に引かれて、馬遊師よたよたと退場する。 後方の楽屋(仕切っただけ)から喬太郎師が出てきて、袖を回って登場。自分で、座布団折りたたんだあいびき持参。 「この後なにやればいい!?」 こんなやりづらい出番は初 … 続きを読む

馬遊・喬太郎落語会2(上・金原亭馬遊「静脈瘤破裂」)

1月に訪れた、馬遊・喬太郎の会へ再訪。 馬遊師によると前から予定されていた会ということだったが、開催を私が知ったのは直前である。 情報がアップされたのは、東京かわら版最新号と同時期ではなかったか。 なので私にも予約が取れ … 続きを読む

㐂三郎をきくかい?(下・柳家㐂三郎「居残り佐平次」)

1席め「化け物使い」のクスグリをいきなり思い出した。 隠居が、「もっと早く出てこい」「出てくるときにゾクゾクさせない」を小僧から引き継いでいない入道に対して、「報告連絡相談をちゃんとしろ。すなわちほうれんそう」。 パワハ … 続きを読む

㐂三郎をきくかい?(中・柳家㐂三郎「佃祭」)

㐂三郎師の2席目は、事前に佃祭だと説明が入る。 今は橋も掛かって地続きだが、船がないと渡れなかったかつての佃島、その住吉さまのお祭りを軽く説明して。 佃祭、8年間やってる当ブログで一度もレビューしたことがない。 格別珍し … 続きを読む