拝鈍亭の柳家さん喬(下・文七元結)
二席目の冒頭では、笠碁によく笑っていた小学生の坊やに話しかけるさん喬師。「噺家になっちゃダメだよ」。 そういえば、うちの子も師匠にそう言われたっけ。子供を連れていったのに、ちゃんと寄席のルールを説明した上で、あえて幾代餅 … 続きを読む
二席目の冒頭では、笠碁によく笑っていた小学生の坊やに話しかけるさん喬師。「噺家になっちゃダメだよ」。 そういえば、うちの子も師匠にそう言われたっけ。子供を連れていったのに、ちゃんと寄席のルールを説明した上で、あえて幾代餅 … 続きを読む
笠碁/寝床 さん喬師の笠碁、音源を持っていたように思うが、そうだとして聴いたのはずいぶん前。新鮮な気持ちで聴く。 マクラからのつながりは師匠、小さんの噺だということだろう。富士銀行で一緒に遊んでいた小里ん師も笠碁を掛ける … 続きを読む
今年2回出向いた雑司が谷、拝鈍亭。 お寺の立派なホールで、落語や講談が1,000円で聴ける。独演会が多い。 結構長く続いているらしいこの席を認識したのはそんなに古いことではない。以前は東京かわら版には出ていなかったと思う … 続きを読む
こはくさんは身分制度についてのマクラ。 将軍に献上する芋の行列に頭を下げる小噺。 それから、試し斬りの小噺。「誰だ毎晩叩きに来やがるのは」。 これはひょっとして、本編は珍しい「首提灯」ではないのだろうかと。 落語研究会で … 続きを読む
12月は初めて出かけます。行先は巣鴨。 スタジオフォー巣ごもり寄席は、落語協会3人。 なかなかいいメンバー。小辰さんも自虐で述べていたように、地味ではあるが。 そのトリ、入船亭小辰さんは、来秋に真打昇進が決定。 湯屋番 … 続きを読む
一席羽織を脱がずに終えたおさん師、「くだらないですね。やってて楽しい噺です」。 続いて「縁起ものの、泥棒の噺をします」。 私が初めておさん師を聴いた際の「花色木綿」でもやるかなと思ったら、芋俵。珍しめの噺。 ここで羽織を … 続きを読む
更新が遅くてすみません。 忙しくなってきたが、日曜日はちょっと出かけてきたので撮って出し。 あらかじめスケジュールには入れておいた「雑司が谷ワンコイン落語会」というもの。会場は雑司が谷地域文化創造館という、公共施設。 池 … 続きを読む
仲入り休憩明けはトリの一席。ネタ出し、ネタおろしの「汲みたて」。 鳳志師は黒紋付に着替えている。 この会は毎回毎回ネタおろしなので大変なんですと。またそれだけ覚えなきゃならないし。 先代の文治師匠は、40過ぎたらネタおろ … 続きを読む
二十四孝の主人公八っつぁんは乱暴者。 だが鳳志師の八っつぁん、そんなに悪い奴ではないので驚く。 「天災」の八っつぁんよりも、乱暴の度合いはまだ薄いのだ。 やってることと気性は間違いなく乱暴。そうでないと、噺が成り立たない … 続きを読む
円楽党に通ううち、超本格派の三遊亭鳳志師が好きになった。いずれこの人の会に出向こうと思っていた。 東京には600人の噺家がいる。鳳志師に着目している人はまだまだ少なかろうが、必ず抜け出してくるはずです。 兼好、萬橘、王楽 … 続きを読む