スタジオフォー四の日寄席2(上・隅田川馬石「手紙無筆」)

手紙無筆 隅田川馬石 饅頭こわい 古今亭文菊 同窓会 古今亭駒治 (仲入り) 粗忽長屋 桂やまと 竹の水仙 初音家左橋   先週は日本橋亭に、そして火曜日にはらくごカフェに行ったばかり。 だがコロナ患者が増え続 … 続きを読む

柳家花緑弟子の会5(下・柳家花いち「新しい隠居さん」)

仲入り休憩を挟んでお目当て、花いちさん。 この人のマクラはひと味ふた味違う。自虐なのだが、いやらしくないのだ。 安易な自虐については書いたことがある。私は、客に笑ってもらおうと安易な自虐に走る芸人が嫌いなのだ。腹の中では … 続きを読む

落語の「鉄」人(その5・桂しん吉「鉄道戦国絵巻~関西編~」)

落語の「鉄」人のトリは、桂しん吉師で今日の目玉、「鉄道戦国絵巻~関西編~」。 ご存じ古今亭駒治師の新作を、関西鉄道界に置き換えたというもの。 しん吉師は、志の輔師の「みどりの窓口」も関西に移し替えたという人。これは未聴。 … 続きを読む

落語の「鉄」人(その4・古今亭駒治「上京物語」)

開演前と仲入り休憩時には、鉄道唱歌をはじめとする、SPレコードから起こしたとおぼしき音楽がずっと流れている。駒治師が持ってくるのだろうか。 仲入り休憩後は駒治師から。熱演が続き、すでに午後8時半である。 なんだか、もうや … 続きを読む

落語の「鉄」人(その3・古今亭駒治「ロック・ウィズ・ユー」)

続いて駒治師。 なぜかギターとアンプを持参。扇子には、ピックが5つほど付いている。 なんだこりゃ。 コロナで仕事がなくなり、家にいると変になる、それでできた噺らしい。 単にギターを弾きたくて、ギター演奏シーンのある落語を … 続きを読む

落語の「鉄」人(その2・桂しん吉「算段の平兵衛」)

トップバッターはしん吉師。この日唯一の古典落語。 駒治師もオープニングトークで、ここでくつろいでくださいと言っていた。後半がキツいから。 算段の平兵衛は東京にはない噺。悪人が活躍するピカレスク・ロマン。 しん吉師の大師匠 … 続きを読む

落語の「鉄」人(その1・オープニングトーク)

トーク しん吉・駒治 算段の平兵衛 しん吉 ロック・ウィズ・ユー 駒治 (仲入り) 上京物語 駒治 鉄道戦国絵巻~関西編~ しん吉   コロナ明けの落語2席目は、落語会。 お江戸日本橋亭の「落語の『鉄』人」。米 … 続きを読む

亀戸梅屋敷落語会 その4(桂宮治「壺算」)

亀戸梅屋敷落語会のトップバッターを最後に。 今日は批判メインだが、批判のための批判じゃない。個人の感想なのでご容赦願う。 前座もいないので、人気者の宮治さんがいきなり登場。 初めて円楽党の両国と並ぶ本拠地、亀戸に寄せても … 続きを読む

亀戸梅屋敷落語会 その3(夢丸&天どん「おせつ徳三郎」リレー」)

夢丸師、子供に焦点を当てておいて、小僧が活躍する花見小僧へ。これは花形演芸会でネタ出ししていた噺。 落語協会の人から聴く花見小僧とだいぶ違う。 私の知る花見小僧だと、語り手の定吉がときどき消えてしまう。形としては定吉の回 … 続きを読む