噺を教わるということ

落語界にはさまざまな掟がある。 一見、古い世界だけに、「それ、時代に合わないんじゃないか。やめたほうがいい」とファンが思うオキテもありそうに思える。意外とそうでもない。 目的不明の、無意味なしきたりが残る世界ではないのだ … 続きを読む

三笑亭夢之助と手話通訳事件(下)

(上)に戻る 2007年にあった、手話通訳事件を振り返る。 これは単なる一過性の事象ではない。 夢之助師の噺家人生をも大きく左右したものと思う。 夢之助師が手話通訳になぜクレームを付けたか。 理由は誰にでも、容易に想像で … 続きを読む

三笑亭夢之助と手話通訳事件(上)

「ほぼ」毎日更新「でっち定吉らくご日常」。 朝一番で記事がアップされていないということは、前日までにできていないということです。 いよいよネタがなくなったら休んでしまうけども、そういうときにはなにか思いつくもの。 遅れば … 続きを読む

演題表記の好き嫌い

今年のお盆はまだ落語を聴きに出かけていない。予定は一応あります。 昨年はどうだったか。調べてみたら「小ゑん落語ハンダ付け」ゲスト駒治師の会に出かけていた。 2018年はどうだったかなと思ったら、黒門亭(光る二ツ目の会)と … 続きを読む

「Go Toでちょっと高い温泉旅館に泊まったら」に思う

息子は短い夏休み。家にいるときは寝るかネットにかじりついてるか。 その息子が、「Go Toでちょっと高い温泉旅館に泊まったら」というネタを教えてくれた。 当ブログの「世の中の落語を探す」ネタとしてなら悪くないかも、と思っ … 続きを読む

優性思想と落語界

「君の名は」の「前前前世」で知られる野田洋次郎という人のツイートが、優性思想の現れだと話題になっている。 前も話したかもだけど大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロ … 続きを読む

落語の演題:東西比較

落語には、言わずと知れたことだが東京と上方がある。片方の落語しか聴かないというのはもったいない。 東京在住の私、どうしても東の落語が中心にはなるが、上方落語も日ごろから注視はしている。radikoプレミアムで聴けるし。 … 続きを読む

女帝上沼恵美子の黄昏

世の中にはニュースが絶えない。 ニュースをどう読み込むかというのは個人の自由だが、どんな報道内容であっても、そこに一定の見識を保っておきたいものだと思っている。 だからといって、ツイッターを騒がす左翼文化人たちのように、 … 続きを読む

浅草演芸ホールの芸協 その2(血液型漫談に憤怒)

もうひとつ批判を。いやなことは全部先に出そう。 漫談の新山真理先生。 いまだに血液型漫談なんぞやってる。 「刑務所に入る人はB型が多い。A型の人は少ない、B型に殺されてるから」なんて。 私は個人的に、血液型の話が大嫌い。 … 続きを読む