孤高の芸人は暴走する(上)

THE MANZAIでウーマンラッシュアワーを視た。 ほぼ村本のピン芸。相方中川パラダイスはいるのかいないのか。 批判は当然集まるとして、スタイルに関する批判の声も多かった。「漫才じゃない」と。 私も、子供の頃よくあった … 続きを読む

志らくが見る地獄

金曜日のラジオ「あなたとハッピー」で語られていたが、NHKの演芸図鑑の新ホストが春風亭一之輔師になるという。 つまり、「春風亭一之輔の演芸図鑑」というタイトルで、1クール。 演芸図鑑の歴代ホストは、ベテランばかり。一気に … 続きを読む

立川流の落日(下)

立川流と同じく落語協会から分裂し、インディーズと揶揄されがちな点も似ている団体が円楽党。「寄席に出られない団体」と説明されることが多い。 だが円楽党については、実際のところ月の半分両国寄席がある。亀戸梅屋敷寄席もあって、 … 続きを読む

【木梨憲武と落語】丁稚定吉・予言的中

木梨憲武大暴走(NHK・林家正蔵の演芸図鑑) 木梨憲武大暴走おかわり 二つ記事を書いたばかり。まだ1週間も経っていないのだが、そこに書いたことがことごとく的中した。 正蔵師匠との対談で、無礼の限りを尽くしていた木梨憲武。 … 続きを読む

「人の振り見て我が振り直せ」と噺家に言ってみたい

最近、本業が忙しくなり、朝イチの記事アップを守らなくなってしまってすみません。 ただここ5日ほど、休んだ昨日も含め、実に多くのご訪問をいただいております。 いつもありがとうございます。 こういうシリーズは、書けば書くほど … 続きを読む

昼間の客を揶揄するダメ芸人

昨日取り上げたWモアモア。 私にとっては、時代に取り残された不快な漫才という記憶しかない。 解散により、芸協の寄席に出ることはなくなるだろうが全然構わない。芸協には、もっといい色物の先生が無数にいて、落語協会をもしのいで … 続きを読む

噺を教わるということ

落語界にはさまざまな掟がある。 一見、古い世界だけに、「それ、時代に合わないんじゃないか。やめたほうがいい」とファンが思うオキテもありそうに思える。意外とそうでもない。 目的不明の、無意味なしきたりが残る世界ではないのだ … 続きを読む

伝統と捏造のあいだ(下)

(上)に戻る ちなみに、三遊亭円楽師が、楽太郎時代に「学位を取ったインテリ噺家」だと笑点で盛んに喧伝していたのも、正体はディプロマミル。 師のWikipediaにも、そのことは書いてある。 噺家のキャラづくりの一環であり … 続きを読む