消えた三笑亭夢之助や鶴瓶師弟関係など

朝、ABCラジオ「なみはや亭」をリアルタイムで聴きながら書いております。 仁鶴追悼である。 いずれ出すかもしれないが、今日はこれとは関係なく。 You Tubeの落語チャンネルは多いが、当たり前だがすべて面白いわけではな… 続きを読む 消えた三笑亭夢之助や鶴瓶師弟関係など

落語界の老害・柳家小三治

本格的老害ブーム到来である。 老害という言葉は昔からあったが、糾弾される側はどこ吹く風であった。 かつての老害には、就職氷河期以来の、社会の末端で苦しむ若者から見たときの、勝ち逃げ世代を非難するニュアンスがあったと思う。… 続きを読む 落語界の老害・柳家小三治

噺家の育成を夢想する(下)

さて、ここまでの前半生、無数の組み合わせが考えられうる中、ようやく26歳ぐらいで入門することにする。 現代では、決して遅いほうではない。 どこに入門するかは一生を決める重要な問題だ。 どの師匠についたら、落語の基礎が学べ… 続きを読む 噺家の育成を夢想する(下)

噺家の育成を夢想する(上)

ウマ娘プリティーダービーというゲームが流行っているらしい。うちの中学生もやってます。 競走馬育成シミュレーションに萌え要素を加えたゲームのようだ。 私が競馬ファンだった頃の馬の名前ばかり、息子の口から出てくるので驚くのだ… 続きを読む 噺家の育成を夢想する(上)

春風亭一朝に学ぶ弟子の育成

一昨日に出したばかりの春風亭朝枝さんの記事は、二ツ目の記事には珍しく、個別アクセス好調だ。 世間のみなさん、すでにこのキャリア浅い噺家に注目しているようである。 さてたまたま昨日、NHK・BSで人間国宝・柳家小三治師の特… 続きを読む 春風亭一朝に学ぶ弟子の育成

システムとしての破門を考える(下)

師弟関係があるのは落語だけではない。伝統芸能にはだいたいある。 破門は師弟関係に、ある種必然的なシステム。 だが落語界の破門に問題があるのは、破門が師弟関係を解くだけで終わらないこと。 だから悲劇性も高くなる。 破門を受… 続きを読む システムとしての破門を考える(下)

システムとしての破門を考える(上)

期待の前座、柳家小ごとさんが破門になったというニュース。 その後ずっと調べているのだが、検索しても私の記事しかヒットしない。小ごとなんて前座、最初から存在していなかったかのような扱いではないか。 ツイッターで「小ごと」を… 続きを読む システムとしての破門を考える(上)