師弟関係があるのは落語だけではない。伝統芸能にはだいたいある。 破門は師弟関係に、ある種必然的なシステム。 だが落語界の破門に問題があるのは、破門が師弟関係を解くだけで終わらないこと。 だから悲劇性も高くなる。 破門を受… 続きを読む システムとしての破門を考える(下)
タグ: 師弟関係
システムとしての破門を考える(上)
期待の前座、柳家小ごとさんが破門になったというニュース。 その後ずっと調べているのだが、検索しても私の記事しかヒットしない。小ごとなんて前座、最初から存在していなかったかのような扱いではないか。 ツイッターで「小ごと」を… 続きを読む システムとしての破門を考える(上)
破門について
一昨日、落語協会の前座「柳家小ごと」が破門されたという未確認情報を取り上げたところ、普段より多くのアクセスをいただいた。 「破門」には誰しも、心動かされるなにかがあるらしい。 関係者でないので、柳家小ごとさんがどれだけの… 続きを読む 破門について
落語協会前座・柳家小ごと破門(らしい)
何でも巷の噂じゃ、近ごろ大師匠が孫弟子を破門にするなんて悪しき行為が、新コロナ菌の如く流行っているらしいじゃねぇーか。 あーぁ、やだやだ。 まぁ、最も師匠は選べるが大師匠まで選べねぇからなぁ~ 他所の一門で良かった良かっ… 続きを読む 落語協会前座・柳家小ごと破門(らしい)
寄席芸人伝18「師匠とその弟子 柳家百蔵」
なんと、2年振りに「寄席芸人伝」を取り上げる。 第4巻から。第56話「師匠とその弟子 柳家百蔵」。 私の大好きな、落語界の師匠と弟子の関係性の物語。 落語を聴く生活の中で、このマンガの各エピソード、ときどきふっと脳裏をよ… 続きを読む 寄席芸人伝18「師匠とその弟子 柳家百蔵」
弟子入りのノウハウ(下)
(上)に戻る (中)に戻る どうしても噺家になりたいなら焦らない 師匠に、断られてもまた通い詰めて、強い熱意を感じてもらうのはよくある手。というより、熱意は伝えないと採ってくれない。 その期間も、何か月掛かるかわからない… 続きを読む 弟子入りのノウハウ(下)
弟子入りのノウハウ(中)
(上)に戻る どうやって入門の意志を伝える? 噺家になりたいとして、師匠に入門希望を伝える方法である。 「手紙」はおおむねダメらしい。 もっとも、手紙を出し続けたことで師匠に強烈な印象を残し、入門に至った人もいるので、ま… 続きを読む 弟子入りのノウハウ(中)
弟子入りのノウハウ(上)
以前、落語協会の公式サイトに、「落語家になるには?」というありがちな質問への回答として、「質問している時点でダメ」などと、身も蓋もないことが書いてあったと記憶する。 明日の落語界を支える若人が委縮するようなことを書いては… 続きを読む 弟子入りのノウハウ(上)
<立川志らく「弟子降格」批判では見えない本質>を批判する(下)
(上)に戻る ラリー遠田氏の理屈でいうと、「師弟関係は恋愛関係」ということである。 よく使いがちなたとえだが、本当にそうなのか? 恋愛関係だったらそもそも、人として対等なはずなんですがね。 たとえ話をするのはいいが、根本… 続きを読む <立川志らく「弟子降格」批判では見えない本質>を批判する(下)
<立川志らく「弟子降格」批判では見えない本質>を批判する(上)
まだ志らくの記事か! もう飽きました? すみませんね。 3日間の記事を2セット書いて私もさすがに、もう次のネタに移ろうと思ったのです。 だが、こんな記事が出ていたので無視もできず。 立川志らく「弟子降格」批判では見えない… 続きを読む <立川志らく「弟子降格」批判では見えない本質>を批判する(上)