遊雀好み桜木町二人会 その5(三遊亭遊雀「鰻の幇間」)

仲入り休憩挟んで緞帳が上がると、メクリはまた遊雀師。 ああ、二人会ではあるが、ゲストは先ほどの一席でもうおしまいなんだなと、初めて理解する。 なにしろ開演から1時間半を超えているので、この後もう一席はない。 遊雀師のマク … 続きを読む

遊雀好み桜木町二人会 その2(三遊亭遊雀「四段目」)

ひと晩経ったらトークのネタふたつ思い出した。 遊雀師(三太楼)が秩父に遊びに来た際の話。たい平師のお母さんと一緒にスナックに行くと、例によって三太楼が脱ぎだす。 母ちゃん、芸人がペロンって出したんだから祝儀出さないと。 … 続きを読む

遊雀好み桜木町二人会 その1(遊雀たい平修業時代)

弱々しい台風が抜けていって翌土曜日、急遽夜が空いたので出かけることにした。 横浜にぎわい座の「遊雀好み」が当日券あるということなのでこちらに。 二人会で、ゲストは林家たい平師。 たい平師の高座、最後に聴いたのが2016年 … 続きを読む

池袋演芸場35 その5(三笑亭夢ひろ「子ほめ」)

トリの三遊亭遊雀師、「猫の災難」の続き。 熊さん、全部飲んでしまった言い訳を考えたあと、アニイはまたきっと酒を買いにいくねと。 そうしたら、その間鯛食っちまおう。アニイはずっと行ったり来たりだ。 このセリフが、二人の人間 … 続きを読む

池袋演芸場35 その4(三遊亭遊雀「猫の災難」)

昨日大絶賛した鯉昇師の長屋の花見であるが、「猫を食べてはいけない」という疑問提起に対する見事な回答にもなっている。制約が噺を強くする。 猫を食べるギャグの是非で戦うのもいいが、鯉昇師はさらに洗練された回答をなした。 こう … 続きを読む

渋谷らくご(下・入船亭扇辰「藁人形」)

十徳は隠居に八っつぁんがものを教わり、よそで披露して失敗する典型的な古典落語のひとつ。 一番似てるのが「つる」。 遊雀師もお遊びで八っつぁんに、ついでにつるのいわれを尋ねさせている。これは来月教えてくれるんだって。多分出 … 続きを読む

渋谷らくご(中・三遊亭遊雀「十徳」)

思い出したが、わさび師登場の挨拶が、「高島屋から純金の茶碗を盗んだ男に似ていて申しわけありません」だった。 ちなみに、「DV男の特徴」を表したイラストにも似てるんだそうだ。 笑点の悪口も言ってた。 そういえば若手大喜利は … 続きを読む

三遊亭遊雀「四段目」(日本の話芸)

昨日はいろいろ検索訪問が多かった。 木久扇師の笑点最終出演は、あいにく外で仕事してたので観てない。特大号で観ます。 次の出演者予想は、もう下の順位になったのでヒットはちょぼちょぼ。 ちなみに桃花師は違うそうですな。改めて … 続きを読む

NHKでやってるラジオ落語も案外多い(春風亭かけ橋等)

苦労人である春風亭かけ橋さんについての検索訪問は、もともと当ブログは多い。 訪問の多さが、次のブログのネタになる繰り返し。 今回もまた、個別記事のアクセスが妙に多かった。 なんだろうと思って調べたら、思い当たるのはNHK … 続きを読む

国立演芸場寄席@内幸町ホール(下・三遊亭遊雀「二番煎じ」)

鯉橋師の落語がなぜ耳に心地いいのか、秘訣がちょっとわかった気がする。 結局、テンションの細かい調整のたまものなのだ。決して突出せず、決してダレず。 同じぐらいのキャリアでも、バランス悪い人多いもんな。ギャグのセンスが欠け … 続きを読む