雲龍亭雨花真打披露 その4(雲龍亭雨花・飲んじゃう「芝浜」)

そういえばだが、東京ガスの団体が入っているということで、宮治師東京ガスヨイショ。仕事くださいだって。 後で雨花師がこれを受けてた。 ヒザは東京ボーイズ。 現在は二人揃って「さ〜よお〜な〜ら〜」から始めるスタイルらしい。 … 続きを読む 雲龍亭雨花真打披露 その4(雲龍亭雨花・飲んじゃう「芝浜」)

拝鈍亭の瀧川鯉昇2(下・「芝浜」)

仲入り後、鯉昇師のもう一席。 江戸っ子について。 かつて家康が遠州からも多くの人材を江戸に呼び寄せたので、意外と故郷・浜松と共通している要素があるものだと。 鯉昇師のおばあさんはよく「あさしを拝む」と言っていた。朝日であ… 続きを読む 拝鈍亭の瀧川鯉昇2(下・「芝浜」)

「わたしの芝浜~落語家林家つる子の挑戦~」

昨日取り上げ損ねた番組について。 整理がつかなかったのだが、番組公式の活字を見たらなんとかまとまった。 “都合のいい女”なんかいない 女性落語家の挑戦 1月30日の早朝にやっていた番組であり、実際に視た人は少ないかもしれ… 続きを読む 「わたしの芝浜~落語家林家つる子の挑戦~」

喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その4(柳家喬太郎「芝カマ」下)

    (上)に戻る なにこのちょっとズレてる芝浜、と思ううちに、かみさん役の男が「オレ」という一人称を発する。この二人がゲイカップルであることがようやくわかる。 ははあ、タイトルだけ聴いたことのある… 続きを読む 喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その4(柳家喬太郎「芝カマ」下)

喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その3(柳家喬太郎「芝カマ」上)

文蔵師の青菜の続き。細かい部分もいろいろ。 柳陰(みりんと焼酎を合わせた酒)について、旦那が「柳陰、東京でいう直し」と最初からその正体を割っている。 確かに、「こっちで言う直しじゃねえですか」って、あまり気の利いたくだり… 続きを読む 喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その3(柳家喬太郎「芝カマ」上)

地名の付いた落語

先日中学生の息子と一緒に、品川遊郭の残り香を求めて彼の地を散策してみた。 なかなか面白かった。東海道を犬に吠えられながら逃げ帰る、死に損ないの金蔵に思いを馳せつつ。 東海道は海沿いの道だが、現在では海ははるか沖合いまで埋… 続きを読む 地名の付いた落語

落語ファンですが「高輪ゲートウェイ」を支持します。

落語というものは、多数派の支持を得る努力が大事というのが、いつも私が書くテーマ。逆張りは一時的にはともかく、長い目で見ると決してよろしくない。 だが、今日は大テーマを裏切って逆張り中の逆張り。でも、あえての逆狙いじゃない… 続きを読む 落語ファンですが「高輪ゲートウェイ」を支持します。

池袋演芸場12(年末・新作まつり)

市朗   / 真田小僧たん丈  / 老人前座じじ太郎きく麿  / スナック・ヒヤシンス百栄   / 露出さんニックス彦いち  / 長島の満月一之輔  / 味噌蔵(仲入り)粋歌   / 銀座なまはげ娘小ゑん  / ぐつぐつ… 続きを読む 池袋演芸場12(年末・新作まつり)

アニメ「昭和元禄落語心中」の落語(助六再び編)/第八話

いつも拝見している柳家小ゑん師匠のツイッター、また落語心中のアラが書いてあった。小ゑん師匠、このアニメには大変好意的ではあるのですが。 第七話で、助六が先代のフィルムについて「うまく見れるといいなあ」とラ抜き言葉を使って… 続きを読む アニメ「昭和元禄落語心中」の落語(助六再び編)/第八話

アニメ「昭和元禄落語心中」の落語/第十二話

アニメ「昭和元禄落語心中」に出てくる落語につきいろいろ書いてみます。いよいよクライマックス第十二話。 明烏 温泉の落語会で語る菊比古。かつて第四話で稽古していた噺。 あれからすっかりモノにしたらしい。 堅物の若旦那を騙し… 続きを読む アニメ「昭和元禄落語心中」の落語/第十二話