寄席芸人伝20「破礼噺花蝶」/噺家の反骨精神について

立川志らくvs.ラサール石井のバトルがヒントになって、先日、落語と「表現の弾圧」との関係を考えてみた。 私の結論は「落語は反骨の芸能などではなく、弾圧の対象でもない。むしろ時代に忖度して生き残ってきたもの」。 ある種、身 … 続きを読む

春風亭昇太の少年時代工房「流しそうめん」

春風亭昇太師は、落語はカミカミなのにとても器用な人である。ドラマでも人気だが、笑点以外のTVバラエティでも大活躍。 もちろん、カミカミ落語の評価も人気も高くてこそだけど。 BS朝日でやっている「春風亭昇太の少年時代工房」 … 続きを読む

国立演芸場7 その4(五街道雲助「幾代餅」)

トリは五街道雲助師匠。 雲助師が大好きだという人は多いだろう。私も大好きな師匠だが、久々だ。 寄席では出番によってそれぞれ求められる仕事をしっかりこなす。もちろんトリなら大ネタで仕事を。 この日も楽しませていただいた隅田 … 続きを読む

国立演芸場7 その3(林家彦いち「反対俥」)

仲入り後は姉妹漫才、ニックスから。 半年ぶりに見かけたが、お姉ちゃんのほうの体が一回り大きくなっている。ネタ中に話していたが、2年で10kg太ったのだとか。 客に手を振って、プルプルする二の腕を妹に突っ込まれる。 衣装は … 続きを読む

国立演芸場7 その1(古今亭志ん丸「源平盛衰記」)

火事息子/佃祭 彦星  / 牛ほめ こはく / たらちね 志ん丸 / 源平盛衰記 翁家社中 馬石  / 粗忽の釘 小里ん / 笠碁 (仲入り) ニックス 彦いち / 反対俥 夢葉 雲助  / 幾代餅 日曜日は無料の落語会 … 続きを読む

落語と「表現の弾圧」(下)

戦争が起きなくても、ある落語の寿命が尽きるということはごく普通にある。 当ブログでこの例としてたびたび取り上げている落語がひとつある。「お釜さま」という噺。 人情噺の「藪入り」の原型である。 奉公に出された小僧が、番頭に … 続きを読む

落語と「表現の弾圧」(中)

表現の自由を、自分の好き嫌いで論評できるし、する資格があると思っている傲慢な立川志らく。 この人に与する気はない。 だからといって、落語を反権力、反権威のために存在すべきものだと勝手に定義づけたうえで、「噺家の癖に表現の … 続きを読む