黒門亭15 その4(古今亭菊之丞「子別れ」下)
(上)に戻る 吉原で散々遊んだ熊さんがようよう家に帰る頃には、開始から20分経っていた。すでに16時20分で、残り時間は10分。 まさか10分で終わるわけはない。もう少し時間を取るのであろう。 5分程度で、子別れの「中」 … 続きを読む
(上)に戻る 吉原で散々遊んだ熊さんがようよう家に帰る頃には、開始から20分経っていた。すでに16時20分で、残り時間は10分。 まさか10分で終わるわけはない。もう少し時間を取るのであろう。 5分程度で、子別れの「中」 … 続きを読む
林家ぺー 仲入り後の林家ペー先生は、黒門亭への登場自体が実に珍しいそうで。本当は落語やりたかったって。 黒門亭に限らず、普通の寄席にだってそれほど数多く出ているわけでもないのだけど、出れば鉄板。決して外さない。 私は過去 … 続きを読む
柳家かゑるさんは黒門亭の番頭のひとり。今日も整理券を配っていた。そのかゑるさんは、この日入籍したとのことで、袖からおめでとうと声が掛かる。相変わらず客をほったらかして遊ぶ黒門亭。この日の番組を作ったのはかゑるさんだそうで … 続きを読む
三遊亭兼太郎「十徳」 前説を務めた三遊亭兼太郎さんは、ワンコインはお客さんが入っていいのですが、昼・夜は少ない。こないだ1人のときにやったと。すみません、私もここ通っているんだけども、ワンコインしか聴いたことがないのです … 続きを読む
昇羊 / 粗忽長屋兼太郎 / 十徳竹千代 / 五人廻し 昨年は2桁、非常によく聴いた春風亭昇羊さん、3月も終わるが、今年は未聴。好きな噺家も、うっかりするとすぐご無沙汰になる。別に飽きたわけじゃないが。昇羊さんを聴きに … 続きを読む
三遊亭竜楽師がいつものようにすばらしかった亀戸梅屋敷寄席。冒頭に戻ります。 冴えないライターの私だが、おかげさまで今週は忙しかった。朝締め切りふたつをやっつけて、確定申告を済ませてから亀戸へ。 亀戸の前に、ご無沙汰してい … 続きを読む
片棒は大変好きだが、豊富なウケどころの全部でしっかりウケる必要のある、かなり難しい噺なのだと想像する。よく笑うおばちゃんがいる客席に合わせて出したのではないだろうか。人情噺のすばらしい竜楽師だが、爆笑のほうもすごい。過去 … 続きを読む
楽大 / 転失気小円楽 / 品川心中(仲入り)楽市 / 犬の目竜楽 / 片棒 最近おかげさまで、入船亭扇辰、三遊亭遊雀といった、好きな古典派の師匠を聴けている。扇辰師と遊雀師で高い満足を得ると、次に私は三遊亭竜楽師 … 続きを読む
その4に戻る 冒頭、一升の酒をグイと飲み干す芸者のエピソードが入っている。芸はせず、酒を飲んでひっくり返って高いびき。ちなみに小燕枝師、「高いびき」の発音は、「タ」にアクセントが来る。「東海道」と同じだ。なんかいいなあ。 … 続きを読む