国立演芸場寄席@紀尾井小ホール2 その4(橘家圓太郎「短命」)

ヒザの柳家小春師匠を挟み、トリの橘家圓太郎師。 このトリのおかげなのか、圓太郎師の情報を求める訪問が当ブログに結構あった。 圓太郎師は好きでよく聴いてるのに、寄席のトリのときに来たのは意外にも初めて。 横浜にぎわい座の定 … 続きを読む

国立演芸場寄席@紀尾井小ホール2 その3(入船亭扇橋「野ざらし」)

先代扇橋 仲入りは春風亭柳朝師。 桜が済んだら、もう幽霊の時季か。 3年前に聴いた、お菊の皿だった。 マクラで語る、彦六の正蔵の怪談噺の様子と、前座じぶんの古今亭菊太楼師のチョンボも同じ。 執念妄念。大阪弁の幽霊は似合わ … 続きを読む

国立演芸場寄席@紀尾井小ホール2 その2(柳家わさび「券売機女房」)

先日、鈴本の披露目で半分寝てしまった風藤松原だが、今回はフルで聴けてよかった。 それにしても寝てばかりだ。 昔書いたクレイジーなラブレターのネタ。 風藤のごく緩いツッコミが時代にマッチしてすごく好き。あんまりボケを否定せ … 続きを読む

国立演芸場寄席@紀尾井小ホール2 その1(桂枝平「牛ほめ」)

先日、池袋・浅草と橘家圓太郎師のトリが二席続けてあったが、どちらも行けなかった。 幸い今月もトリがある。国立演芸場代替の紀尾井小ホールへ。 うっかりして、カネおろさないで現地に着いてしまった。 昨日現金しか使えないラーメ … 続きを読む

池袋演芸場35 その5(三笑亭夢ひろ「子ほめ」)

トリの三遊亭遊雀師、「猫の災難」の続き。 熊さん、全部飲んでしまった言い訳を考えたあと、アニイはまたきっと酒を買いにいくねと。 そうしたら、その間鯛食っちまおう。アニイはずっと行ったり来たりだ。 このセリフが、二人の人間 … 続きを読む

池袋演芸場35 その4(三遊亭遊雀「猫の災難」)

昨日大絶賛した鯉昇師の長屋の花見であるが、「猫を食べてはいけない」という疑問提起に対する見事な回答にもなっている。制約が噺を強くする。 猫を食べるギャグの是非で戦うのもいいが、鯉昇師はさらに洗練された回答をなした。 こう … 続きを読む

池袋演芸場35 その3(瀧川鯉昇「長屋の花見」)

仲入りは瀧川鯉昇師。 顔を上げて静止して、もう客席からクスクスが湧いている。 桜も咲いたのに寒くなりまして。 暖かさは戻ったんですが、まだ女房が戻ってこない、そんな連中が楽屋に生息しております。 マクラは早々に、長屋の花 … 続きを読む

池袋演芸場35 その2(三遊亭遊馬「転宅」)

昨日、三遊亭遊かりさんについて、「師匠よりずっと聴いてる」と書いたが、数え直してみたら師匠とほぼ一緒でした。 いかに高座におけるこの熟女噺家のインパクトが強いかということ。 それから前座のき太さんに関係し。昨年聴いた兄弟 … 続きを読む

池袋演芸場35 その1(5席連続女性芸人)

割引券大好き。 渋谷らくごの「しゃべっちゃいなよ」の割引券がLINEで届いた。 行こうかと思ったが夜席だから、家族に配慮して一旦やめる。 だが、寄席でも割引券が出てる。 本日11日が初日の池袋中席昼は、三遊亭遊雀師。 2 … 続きを読む