小満ん喬太郎よこはま落語会 その2(柳家喬太郎「強情灸」滅びかけた小さん型)

日本人の同調圧力は、われわれ自身からもしばしば非難されるところであるが、マスク義務が割と早く消滅したのも同調圧力のおかげだったかもしれない。 よこはま落語会は、その同調圧力にすら逆らう変な会。宗教みたい。 2024年だぜ … 続きを読む

小満ん喬太郎よこはま落語会 その1(隅田川わたし「商売根問」)

土日のどちらかに出かけようと思うが、行き先はよりどりみどり。 渋谷らくご(一之輔師も出る)とか、東京かわら版には載らない「白鳥の巣」とか。 非常な激戦の中、梶原いろは亭のさん花・志ん雀・緑也・花いちという同時昇進組の会が … 続きを読む

渋谷らくご3(下・橘家圓太郎「甲府い」)

2分のインターバル後は国本はる乃さん。 敬称は師匠でもよかろうが、いずれにせよ二ツ目相当でしょう。 最近の活躍は知っているが、私は2017年以来なのであった。 もっとも、その7年前は熟睡してしまった。昔から寝てばかりだ。 … 続きを読む

渋谷らくご3(上・春風亭一花「猫忠」)

咳がようやく治まってきたので土曜日は出かけます。 先月に続いてシブラク。先月に続いてLINEのクーポン利用。 クーポンはありがたいが、今月の場合はクーポンがなかったら来なかったかというと、月曜(祝日)の小せん・百栄・花い … 続きを読む

鶴見さるびあ落語の桂銀治「不孝者」

咳はだいぶ良くなったので予定の席へ。 前売り買ってなかったらパスしたろうが。 鶴見サルビアホールの二ツ目の会。2年振り。 2年前は春風亭かけ橋さんだった。 今回は売り出し中、いい名前をもらっている桂銀治さん。昨秋二ツ目昇 … 続きを読む

上尾の文珍・一之輔二人会に行きかけた

10月から再び産経らくごに加入した。サブスクは賢く使う方針なので、今月だけのつもり。解約忘れないよう月初に入会した。 今月の、神田連雀亭特別公演が観られたりする。 普通に着目するのは、大手町落語会あたりだろうけど。 最近 … 続きを読む

野方グリーンホール寄席の柳家花いち2(下・「いいからいいから」)

花いち師の新作落語「いいからいいから」は旅先における仲良しおばさんたちの静かなる闘いを描く快作。 以前らくごカフェの一門会で聴いた際は、4人での旅行中、3人のおばさんが登場する設定だった。 その後3人旅に変わったみたい。 … 続きを読む

野方グリーンホール寄席の柳家花いち2(上・鰻屋)

新しい仕事をめぐりムシャクシャ。 ストレスは落語で解消しにいかねばなるまい。 木曜日のカレンダーには、亀戸で兼好主任とある。 兼好師に不満などない。七代目圓生が(決まってないけど)1,200円で聴けるのだからありがたい席 … 続きを読む

柳枝のごぜんさま(下・甘味がフリの「禁酒番屋」)

柳枝師は下戸で、そのぶん甘味好き。 打ち上げ行く前からワクワクして、どこそこのモツ焼きでホッピーをやりたい仲間の気持ちがわからない。 わからないのだが、わいわいやるのは好きなのでついていく。でも呼んでくれた人に、それで楽 … 続きを読む

柳枝のごぜんさま(中・「にかわ泥」)

目黒のさんま、15分にだいたい収まりましたねと柳枝師。 しかし、柿の木坂から中目黒をdisって、嫌なムード皆無というのは改めてすごい。 一般論として、ギリギリを攻めたギャグがあちらに落ちて、そんな演者に対し気分悪いなんて … 続きを読む