駒込落語会・金曜午前寄席(上・桂竹千代「だくだく」)
広い東京、まだ行っていない会は無数にある。特に城北には。 金曜日は、朝イチで仕事を済ませてから、前から気になっていた「駒込落語会」に出没。500円。 柳家喬志郎師がよく出ている会なのは、毎月購読している東京かわら版で知っ … 続きを読む
広い東京、まだ行っていない会は無数にある。特に城北には。 金曜日は、朝イチで仕事を済ませてから、前から気になっていた「駒込落語会」に出没。500円。 柳家喬志郎師がよく出ている会なのは、毎月購読している東京かわら版で知っ … 続きを読む
春風亭昇々「天災」 仲入り後は再度の昇々さん。羽織も着ないで着流し。 先の壺算と同様、天災も、またマンガである。 ストーリー的には、既存の天災と特に変わらない。 この噺も、実はもともとマンガっぽいところがある。わかりやす … 続きを読む
春風亭昇々「壺算」 続いて昇々さん。この人は連雀亭を抜けてしまったが、それでも売れっ子なので、ちょくちょく聴かせてもらっていてありがたい。鯉八さんより半年後の入門であり、その前座時代の思い出噺。あまりキャリアは変わらない … 続きを読む
瀧川鯉八「おちよさん」(上)に戻る 落語の世界観は極めて特殊な鯉八さん、話芸の観点からすると、大変ストレートな芸にも思える。素の自分を一切高座に出さず、演者の地の部分から、すべてを作り込んで高座に上がる。客を見据えて自分 … 続きを読む
鯉八 / おちよさん昇々 / 壺算(仲入り)昇々 / 天災鯉八 / にきび なかの芸能小劇場は、中野駅北口にある、よく落語の掛かる小屋。行政が運営するこんな劇場があって、中野区民は幸せですね。ずいぶん以前に一度来たことが … 続きを読む
そして緑君さん。青い着物は、正太郎さんに負けず綺麗。お客さんに、「緑君さんの芝浜は素晴らしかった」と言われる。だけど、芝浜は習ってないし持ってない。持ってませんと客に言うが、そんなはずはない、湯島の2階(黒門亭)で聴いた … 続きを読む
正太郎 / 町内の若い衆緑君 / 明烏 昨年1月に初めて行った、池上の銭湯「久松温泉」の落語会「月例らくご温泉」。月1回、第4土曜に開催。相変わらず、公式サイトは2014年から更新されていないままである。もうとっくに真 … 続きを読む
冒頭に戻ります。 前座の幸七さんは牛ほめ。兄弟子・幸之進と勘違いしていて、師匠と一緒に芸協にやって来た人だと思っていた。違うのですな。長年前座を務めているが、あえて腐らずに前座らしくハキハキ喋ることを心がけているのだ、偉 … 続きを読む
三遊亭遊雀師匠の天才ぶりを改めて感じた落語会。他によかったのが、初めて聴く立川雲水師。落語を聴くコツを「あいうえお」で紹介。あ・・・あくびしないい・・・いびきをかかない。 ここで、長野・飯田における師匠談志の会で、いびき … 続きを読む
遊雀師のような、テキストから解放された落語をする人は、他に知らない。唯一、もっとも近い存在だと思うのが、落語協会の柳亭左龍師。左龍師も比較的、ストーリー展開と違う部分に面白さを求めている。だが、古今東西の落語のテキストを … 続きを読む