落語の寄席とは、戦争のない平和な江戸時代に生まれた文化です。 そこには通な常連たちが築き上げた、よりよく楽しむルールのようなものがありました。 その基本は思いやりの心を持って、みんなが楽しく、争い事を少なくし、演者に対す… 続きを読む 落語のマナー「ヨセしぐさ」とは
月: 2020年9月
ミルクボーイのアスパラ漫才
平日野球を観ていると、だいたい息子にチャンネルを変えられる。 しかしそれで視た、昨日の「ネタ祭り!2020年秋」は面白かった。ネタ番組である。 仕事しながらだし、面白いといってもいちいち爆笑しているわけでもない。野球も漫… 続きを読む ミルクボーイのアスパラ漫才
「人の振り見て我が振り直せ」と噺家に言ってみたい
最近、本業が忙しくなり、朝イチの記事アップを守らなくなってしまってすみません。 ただここ5日ほど、休んだ昨日も含め、実に多くのご訪問をいただいております。 いつもありがとうございます。 こういうシリーズは、書けば書くほど… 続きを読む 「人の振り見て我が振り直せ」と噺家に言ってみたい
落語協会の次期会長を考える
妄想により一日分の記事を埋めます。 落語協会は、柳亭市馬会長が早いものでもう3期務め上げ、4期目に突入している。 2014年に会長になって6年となる。 別に評判は悪くない。実務型会長として調整を進め、コロナ禍の寄席の中止… 続きを読む 落語協会の次期会長を考える
新宿末広亭の番組に思う落語界の交流
今日はブログ更新を休もうかと思ったが、小ネタならないこともない。 新宿末広亭という寄席にはしばらくご無沙汰していた。どうしても池袋の番組がよく見えてしまうもので。 だが自粛明けに久々に出向いた芸協の寄席に感銘を受け、以前… 続きを読む 新宿末広亭の番組に思う落語界の交流
色物芸人にとっての落語定席
本業多忙につきアップが遅れました。 締め切りが続くので、ちょっと当ブログお休みするかもしれません。 さて今日はネタがまだ固まっていないのだが、春風亭一之輔「あなたとハッピー」を聴きながらアドリブで書きます。 ここ2日間、… 続きを読む 色物芸人にとっての落語定席
昼間の客を揶揄するダメ芸人
昨日取り上げたWモアモア。 私にとっては、時代に取り残された不快な漫才という記憶しかない。 解散により、芸協の寄席に出ることはなくなるだろうが全然構わない。芸協には、もっといい色物の先生が無数にいて、落語協会をもしのいで… 続きを読む 昼間の客を揶揄するダメ芸人
Wモアモア解散と熟年解散について
今週からニッポン放送で、ナイツの帯が始まった。月~木で2時間半の枠を、音楽を入れずに喋りまくる。 そして既存の木曜ビバリーと、土曜日のちゃきちゃき大放送(TBS)もそのままというすごいスケジュール。 寄席にも出続けるだろ… 続きを読む Wモアモア解散と熟年解散について
国立演芸場9(下・昔昔亭桃太郎「カラオケ病院」)
猪の足は、市川新之助を襲名する勸玄くんと海老蔵だった。 芝居噺はだいたいそうなのだが、この四段目という噺においても、定吉が真に迫って演技をするときは、すでに定吉の演技ではなくなっている。 芝居噺というものの大きな需要はも… 続きを読む 国立演芸場9(下・昔昔亭桃太郎「カラオケ病院」)
国立演芸場9(中・三遊亭遊雀「四段目」)
桂枝太郎「初天神」 高座返しは先日浅草でも見た、女性の前座、三遊亭美よしさん。 前座二ツ目は10分しかないが、真打は15分枠。 桂枝太郎師の高座を聴くのはいったい何年ぶりだろう。20年近く開いているかもしれない。 歌丸師… 続きを読む 国立演芸場9(中・三遊亭遊雀「四段目」)