俺は寄席には行かない!
「どうしたの遊太、顔色が悪いよ」 「・・・もうダメです、俺は」 「まあ、確かに今日はずいぶんやらかしたよね。池袋演芸場始まって以来のしくじりのデパートだわ。あら、ちょっと昭和の言い方だったけど」 「・・・」 「厳しいけど … 続きを読む
「どうしたの遊太、顔色が悪いよ」 「・・・もうダメです、俺は」 「まあ、確かに今日はずいぶんやらかしたよね。池袋演芸場始まって以来のしくじりのデパートだわ。あら、ちょっと昭和の言い方だったけど」 「・・・」 「厳しいけど … 続きを読む
落語における教え魔は危険かつ有害。それは、ひとに上から接したいという誘惑が、観劇のマナーにおおむね抵触するからだ。 私が何度も書いている、次の悪マナーも、すべて教え魔的欲望に起因しているのだ。それに気づいた。 マクラの時 … 続きを読む
松山英樹のマスターズ優勝で世間は盛り上がっている。 ネットを松山英樹から巡回し、ゴルフの世界を通り過ぎて、ちょっと以前の未読コラムに行きついた。 善意で他人を困らせる「教え魔」の残念すぎる生態 「頼んでもいないのに … 続きを読む
笑点の人気者小遊三師。 当然、面白い落語をするものと思っている人が多いだろう。間違いではない。 私も、1枚にまとめたディスクでもって小遊三師を聴くのだが、まとめて聴くと実際、本当に楽しい。 しかし面白落語だと思って対峙す … 続きを読む
確定申告の最終日、税務署のポストに申告書を投げ込み、そのついでにちょっと落語へ出向く。 日曜に桂雀々師の長講2席を聴いた。これがまだズシリと来ていて、ハナから寄席で長居する気になれない。仕事もしなきゃ。 でも国立演芸場で … 続きを読む
当ブログ、上方落語を出すと個別記事のアクセスが落ちがちです。 今回もそんな傾向があるようだ。ちょっとだけ。 私は上方落語ももっと聴きたい。上方の師匠もよく東京で会を開いているが、料金が高めになるのだけどうも。仕方ないこと … 続きを読む
東京かわら版の巻末、落語会の一覧に毎月目を通していると、だんだん気になる会ができてくる。 そのうちのひとつ。雑司ヶ谷の「拝鈍亭」に行ってきた。予約不要のこういう会が好き。 本浄寺という、日出通りに面したお寺にある、立派な … 続きを読む
柳家小ゑん千一夜VOL.5価格:2094円(税込、送料別) (2021/5/25時点) 今週は神田連雀亭で、春風亭昇輔さんのぶっ飛んだ新作落語を聴いてきた。 昇輔さんの若き才能と、それと同時に新作の先達たちの積み重ねの厚 … 続きを読む