喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その4(柳家喬太郎「芝カマ」下)

    (上)に戻る なにこのちょっとズレてる芝浜、と思ううちに、かみさん役の男が「オレ」という一人称を発する。この二人がゲイカップルであることがようやくわかる。 ははあ、タイトルだけ聴いたことのある … 続きを読む

喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その3(柳家喬太郎「芝カマ」上)

文蔵師の青菜の続き。細かい部分もいろいろ。 柳陰(みりんと焼酎を合わせた酒)について、旦那が「柳陰、東京でいう直し」と最初からその正体を割っている。 確かに、「こっちで言う直しじゃねえですか」って、あまり気の利いたくだり … 続きを読む

喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その2(橘家文蔵「青菜」)

扇辰師の田能久、寄席で聴くものと比べどこがたっぷりか。まず峠の夜越で雨にやられ、小屋に飛び込む久兵衛さん。 まっくらな中でいろりを探り当て、火を吹いて灰を浴びて、なんとか火を起こす。実にリアルで楽しい。 それから、オロチ … 続きを読む

喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その1(入船亭扇辰「田能久」)

木曜の両国寄席(主任・鳳志)に行こうと思い、なんとか仕事を1件仕上げる。 仕上げて昼寝したら、しんどくなったのでやめた。 翌金曜は、亀戸梅屋敷寄席で、同じく鳳志師の主任。直前に確認すると、仲入りの好の助師が道楽師に替わっ … 続きを読む

王さまと金メダル

味噌煮込み王国の王さまは、宝ものを見つけました。 そふとのくノ一が冒険の旅で手に入れてきた、大事なだいじな金メダルです。 宝ものを目にした王さまは、宝ものにすっかり魅入られてしまいました。 王さまは、いにしえの伝説を思い … 続きを読む

金メダルかじりたい病

「若旦那、一体どうしたってんです。寝込んじまったっていうじゃないですか。びっくりしましたよ」 「おや熊さん、よく来てくれたね。親父の差し金だろ。なにをふさぎ込んでるのか訊きにきたんだね」 「正直そうなんですがね。でもだい … 続きを読む

ヨネスケちゃんねるで春風亭かけ橋を見る

野球落語BOX 今日は月の4日。巣鴨スタジオフォーの「四の日寄席」でも行きたいところだ。 古今亭の楽しい師匠が5人、固定メンバーで登場する会。あいにく仕事が溜まっている。 もっとも、朝更新してない当ブログのほうが気になっ … 続きを読む

笑福亭学光の見る東京の真打披露

今日も遅めの更新ですみません。 オリンピックが始まって以来、私の生活は一変した。 いつも聴いてるラジオを聴かなくなってしまった。もっぱらナイツと春風亭一之輔師、大阪の落語である。 トライアスロンなど朝っぱらからやっていた … 続きを読む

オリンピックこそ多様性の舞台

亀戸梅屋敷寄席のネタは3日間で終わり、またオリンピックに戻ります。 落語以外のネタも、意外と安定してアクセス多いようです。ありがとうございます。 思想による反対運動と無関係の「オリハラ」もちょっとだけ話題になってきた。オ … 続きを読む

亀戸梅屋敷寄席22(下・三遊亭道楽「鮑のし」)

好太郎師、「お清、この料理どうしよう」と本編に入る。この時季おなじみの「ちりとてちん」。 お清が直接口を開くスタイルは、あまり聴いたことがない気がする。まあ、ジェンダーレスの世の中だから、口を利いたっていいでしょう。 と … 続きを読む