池袋演芸場36 その7(隅田川馬石「鰻屋」)

昼夜居続けのときはだいたい通路側に席を替えるのだが、この日は通路側の人がすべて居続けるので動けない。 珍しいこともあるものだ。 私も可能なら夜トリまでいたい。 にゃん子金魚先生は今日もパワフル。 パワフルなのに空気のよう … 続きを読む

浅草演芸ホール6 その3(つるリレー・柳家喬太郎「極道のつる」)

めでたい披露目の席なので、志ん生襲名を潰したい師匠の高座は省略します。 ここで番組表にない仲入り休憩が入る。 緞帳が開くと、披露目の彩り、にゃん子金魚先生。 金魚先生の頭には、本日の主役扇白師の写真。後ろの人にも見えるよ … 続きを読む

鈴本演芸場13 その3(柳亭市馬「かぼちゃ屋」)

柳亭市馬師の「かぼちゃ屋」続き。 世の中に対し、正面からではなく斜っかいに向かい合っている与太郎がすばらしい。 人情噺の唐茄子屋政談もいいけども、のんきに世の中フラフラ生きてる与太郎のかぼちゃ屋、好きだなあ。 「上見て売 … 続きを読む

鈴本演芸場9 その2(入船亭扇橋「高砂や」)

昨日は柳家喬太郎「擬宝珠(ぎぼし)」という古い記事にもアクセスがあった。 なにかなと思ったら、ジャンプ最新号の「あかね噺」に擬宝珠が出たらしい。 「擬宝珠 落語」で検索してきたようだ。 これと関係あるかないか、恐らく無関 … 続きを読む

浅草・落語協会真打披露 その2(柳家わさび「釜どろ」)

ちなみに、元会長柳家小三治が亡くなったばかりだが、それに対し言及した人は、この日ほぼなし。 めでたい披露目の席だから、そんなものだろう。 歌丸師が亡くなった直後の芸協の披露目でも、これはそうだった。 真打の最初は、柳家わ … 続きを読む

鈴本演芸場6 その3(隅田川馬石「粗忽の釘」)

息子のぽん平さんが持ってきたあいびきを使う、膝の悪い林家正蔵師。説明はもう面倒なのか、ない。 浅草と鈴本という、台東区の二つの寄席の比較。我々は掛け持ちすることもありますが、お客さんは結構違います。着てるものとか。 「か … 続きを読む

池袋演芸場25 その3(すず風にゃん子・金魚)

笠碁/夏泥 夜席の高座返しは、先日末広亭で一席聴いた春風亭貫いちさん。 柳家勧之助「夏泥」 コロナ以降、プログラムなどわざわざもらわないので、この日の番組もうろ覚えである。もちろん、席を選ぶ際には見ているのだけど。 番組 … 続きを読む