池袋演芸場36 その3(柳亭こみち「姫君羊羹」)

八楽さんは最後、「私がどうして揺れてるのかはもう言いません。どうしても知りたい方はお隣の肩にでも訊いてください」。 これも、二楽師がもっぱら池袋の時だけ言ってた。 続いてオレンジの羽織で登場の古今亭志ん五師。この羽織はも … 続きを読む

浅草演芸ホール6 その2(柳亭こみち「ウザ女の時そば」)

高座返しの前座さんは女性の、翁家日和さん。 養成所を出た、太神楽の人である。前座は1年間で、来年には高座デビューするとか。 同じ境遇の翁家丸華さんは鈴本で見かけている。 日和さん、背中をすぼめてトコトコ小走りで出てくる様 … 続きを読む

拝鈍亭の柳亭こみち2(下・崇徳院お嬢様編)

宮田陽・昇の漫才は、実に25分。寄席ではこんなに長いものは聴けない。 ダレる部分がまったくないので、いつまでも聴ける。永遠に続けて欲しくなる。 そしてネタのつなぎ目が実に自然で、スッと話題が変わっていく。これはロケット団 … 続きを読む

拝鈍亭の柳亭こみち2(上・安兵衛狐)

大型連休、ようやく始動。 今月は、行きたい会が多いですよ。 こどもの日は拝鈍亭。 柳亭こみち師と、ご主人の漫才、宮田陽・昇の会。 毎年恒例の会であり、2年前に出向いて以来。 女流のパイオニアのひとりこみち師ももちろんいい … 続きを読む

「厳しい修業で立派な噺家になれる」・・・再生産され続けるフィクションを糾弾する

3日間、協会内二ツ目フリーを認めたほうがいいと熱く書きまくって、疲れちゃった。 こんなの書いて、どこに響くかはわからない。 でも、アクセスの多い記事を書き続けてれば、世の中だんだん変わる。最近そう確信するようになった。 … 続きを読む

女流落語の方法論

基本的に毎日更新当ブログのネタ、しばしば困っているのだが、今はわりとある。 花王名人劇場のストックもあり。 ありすぎて、なにから出そうか逆に悩み、結局できていないのでした。 朝になってツイッターを見てひとつ発見。 古典落 … 続きを読む

池袋演芸場17 その2(柳亭こみち「鮫講釈」)

いつも寄席のマナーについて厳しめに書いている私、丁稚定吉であるが、今日はなんと他の客から睨まれた。 ちょっと音を出すたび、前の兄ちゃんがいちいち後ろを振り返る。 昼の部で、立っていて喉が渇き、ペットボトルを袋から出すとき … 続きを読む

柳亭こみち

順序が逆になりますが、黒門亭の二日前、平日昼間に「神田連雀亭」に行ってみた。 仕事絡みで最近よく外出するのだけど、この日は完全に仕事をサボっての落語。 仕事をちょっと増やしたので、落語の回数はやや減るかも。 かみさんに「 … 続きを読む