亀戸梅屋敷寄席34(下・三遊亭好楽「三年目」)

仲入りは、相変わらず挙動不審の三遊亭鳳笑師。 好太郎師の代演なのだが、本来の番組はすっかり忘れていた。 師匠から教わった幽霊の所作は、両手とも2本指でやる。 しばしば金縛りに遭うが、金縛りから逃れるときに、母親がクリスチ… 続きを読む 亀戸梅屋敷寄席34(下・三遊亭好楽「三年目」)

両国寄席9(下・三遊亭兼好「錦の袈裟」)

続いて超ベテランの三遊亭楽之介師。 ネタは「初音の鼓」。円楽党でもやる人がいるんだ。 この噺はもう、柳家喬太郎師のもの。あと落語研究会で、立川晴の輔師が掛けていた覚えが。 本寸法の初音の鼓は、地味な噺でした。 地味はいい… 続きを読む 両国寄席9(下・三遊亭兼好「錦の袈裟」)

有名なのに聴かない噺

本来朝7時の更新なのですが、このところ朝起きてから午前中になにか書くパターンになってしまいました。 今日もそうです。 明日は出掛けるつもりなので、夕方の更新になるでしょう。 落語を聴きに現場に行くと、珍しい古典落語も掛か… 続きを読む 有名なのに聴かない噺

落語には、サゲより大事な「いただき」がある(上)

ネタがないので、久々に「サゲ」について書いてみようかと、いったん思った。 私は「昔ながらのオチ分類」という不定期連載をしている。今まで書いたのは次の通り。 考え落ち 地口落ち とたん落ち ぶっつけ落ち 逆さ落ち 間抜け落… 続きを読む 落語には、サゲより大事な「いただき」がある(上)

丁稚の落語百科(「に」の巻)

十代目桂文治「やかん cw 二十四孝」 CD-R 価格:1980円(税込、送料別) (2021/2/17時点) 楽天で購入     不定期連載、「丁稚の落語百科」です。今日は「に」。 二階ぞめき 廓噺… 続きを読む 丁稚の落語百科(「に」の巻)

両国寄席4(三遊亭竜楽「井戸の茶碗」)

ふう丈 / (演題不明)吉幸  / 家見舞左吉  / 無精床楽之介 / 目黒のさんま好の助 / 錦の袈裟(仲入り)小円楽 / 手紙無筆西ゆかり竜楽  / 井戸の茶碗 東都の片隅、両国に落語会の未来を先取りしている小さな寄… 続きを読む 両国寄席4(三遊亭竜楽「井戸の茶碗」)

アニメ「昭和元禄落語心中」の落語(助六再び編)/第二話

助六再び編の第2回。落語好きのツボにグサッとくる内容でした。 黄金餅 元ヤクザの経歴が突然明るみになった助六、能天気に気にしていないような本人だが、高座にも影響が出ている。 雨竹亭で張り切って「黄金餅」を掛け、言い立ての… 続きを読む アニメ「昭和元禄落語心中」の落語(助六再び編)/第二話