神田連雀亭ワンコイン寄席64(下・三遊亭らっ好「悋気の独楽」)
しん華さんのぞろぞろ、サゲ直前に床屋が「わらじがゾロゾロ出てきたように、私にもご利益を」と願っているのが丁寧。 なるほど、お稲荷さまはそのままの希望を叶えてくれたのだ。 シャレばっかり言ってる婆さんは、「わらじバカよね」 … 続きを読む
しん華さんのぞろぞろ、サゲ直前に床屋が「わらじがゾロゾロ出てきたように、私にもご利益を」と願っているのが丁寧。 なるほど、お稲荷さまはそのままの希望を叶えてくれたのだ。 シャレばっかり言ってる婆さんは、「わらじバカよね」 … 続きを読む
竹千代さんのマクラ、というか漫談であるが、実に見事な構成。 二つの「スネ」に関する別個の話を結びつけるのだから、これはかなり作り込んで、稽古もしないと出せないだろう。 漫談は作り込むと予定調和になってワクワク感が薄れたり … 続きを読む
今日はコーヒー豆を買いに出掛けるのが主。 明日から杉並区15%還元があるが、1日フライング。 キャッシュレス熟知してる私には、さしたる問題はない。 ついでがあると出掛けやすい。 神田連雀亭の公式ブログは、リンクしてるカレ … 続きを読む
米團治師が、京都と大阪の違いをたっぷり振ってから入るのははてなの茶碗。 本当に見事な一席で。 新しいクスグリであるとか、新たな展開であるとか、そういう派手なものは一切ない。 ストーリーも極力刈り込んでいくもの。バッサリと … 続きを読む
昨日のタイトル、「夫婦で乾杯」ではなくて「夫婦に乾杯」でした。 訂正しました。 タイトル知っているのは、もともと昇太師の作品だからですね。でも、完全に喬太郎師の噺になっていると思う。 トリは米團治師。 「上方落語」などの … 続きを読む
喬太郎師の1席目は錦の袈裟。 二人会の仲入り前というと大ネタを出すのが普通である。錦の袈裟は、寄席のトリで聴いたこともあるが決して大ネタのイメージではない。 しかしながら大満足の一席。 劇中のシーンにたっぷりの場面があっ … 続きを読む
歌い終わって大きな拍手の中、「あほぼんです」とつぶやく米團治師。 米團治師が出た「花詩歌タカラヅカ」の演目は、「心中・恋の大和路」ですね。 役は八右衛門。 鹿芝居のミュージカル版ということでしょう。 ラジ関寄席など聴いて … 続きを読む
7日水曜に続いて中3日で横浜へ。 今度は県立音楽堂。 にぎわい座からも近いが、掃部山にあるこのホールは初めて来た。 元来が粗忽なので、気がついたらにぎわい座にいそうで。 昨年11月にもよこはま落語会(吉野町)には来たが、 … 続きを読む
春風亭昇々師の千両みかんの続き。 酷暑の中みかんを求めさまよう番頭さんは、主殺しのはりつけを恐れもうネジが外れてしまっている。 昇々師は、新作も古典もマンガ的造形が実に上手い。師匠譲り。 この噺、人の記憶に基づく磔刑の様 … 続きを読む
昨日、前座のれん児さんを初めてだと書いてしまったが、3年前の浅草で聴いてました。 高座返しをする前座も、芸協の人なのだろう。知らない人。 と思ったら、X(横浜にぎわい座公式)に正解が出ていて、落語協会の三遊亭歌きちさんだ … 続きを読む