新宿末広亭4 その5(林家正楽、大苦戦)

今日の記事は字数が少なめになったので、思い出したクスグリ、というか高座の上の悪口を埋め合わせに書いておく。 左龍師の「お菊の皿」。お菊さんにはいい交わした「三平」という男がいる。 名が三平である以上、ここをスルーせず利用 … 続きを読む

新宿末広亭4 その4(桂扇生「岸柳島」)

漫才の風藤松原(ふうとうまつばら)は、落語協会入りしてから初めて観る。 らんまんラジオ寄席の公開収録で観て以来だ。 落語協会には加入したが、米粒写経と同じく漫才協会には入っていない。なぜだろう。 ひとつ言えるのは、風藤松 … 続きを読む

新宿末広亭4 その3(柳家小せん「夢の国コブシーランド」)

翁家社中も時間がないので、傘の廻し分けはなし。 毬の曲芸と五階茶碗、そして急須をたっぷりめ。 毬が、ストレート松浦先生のお手玉と被っている点だけ、前座さんに確認して何とかしてほしいな。 短い分、この夫婦の持ち味であるお笑 … 続きを読む

新宿末広亭4 その2(橘家圓太郎「つる」)

圓太郎囃子が掛かって、橘家圓太郎師匠。 マクラは早々に、八っつぁんが隠居を訪ねてくる。 「八っつぁん、あたしゃお前さんが大好きだよ」「・・・一緒になりますか」「そこまで好きじゃない」。 ふざけた大人の楽しい会話。 さすが … 続きを読む

新宿末広亭4 その1(柳亭左ん坊「道具屋」)

久々の新宿末広亭へ。 でっち定吉は先日、「新宿末広亭がなくなったっていいじゃないか」って書いてたじゃないかって? 別に嫌ってるわけじゃないわさ。 行ってよかった。最高峰の落語が楽しめました。 もともと演者の持ち時間があま … 続きを読む

「天満天神繫昌亭の配信開始」「末広亭交互枠」

かけ橋まつりはなかなか盛況です。 春風亭かけ橋を検索して当ブログにたどり着き、最新記事もその関連なのに気付かないで帰っていく残念な人も多いのですが。 今日は休もうかと思いましたが、ネタがないわけじゃないので出していきます … 続きを読む

国立演芸場19 その6(春風亭柳雀「御神酒徳利」)

また眠くなってしまい、太神楽を爆睡して過ごす。 最近、ヒザの太神楽で爆睡してばかりな気がする。この披露目に欠かせない芸に対し、含むところは一切ありません。 とにかく寝て復活したので、新真打の一席を心して聴くことにする。 … 続きを読む

国立演芸場19 その5(瀧川鯉昇「粗忽の釘」)

口上の後は雷門小助六師。初めてお見かけする。 あまり見ないのは、大名跡の一門とはいえ規模が小さいからなのだろうか。話題の「春雨や」を含めてもなお小さい。 小助六師が披露目の口上に顔付けされているのは、一門の関係ではなさそ … 続きを読む

国立演芸場19 その4(春風亭柳雀真打昇進披露口上)

仲入り休憩の後は披露目の口上。 小痴楽、文治とすばらしい高座を楽しんだため、仲入り後の最初が口上だという、当たり前の事実をちょっと忘れるところであった。 芸協恐るべし。披露目恐るべし。国立恐るべし。 落語協会しか行かない … 続きを読む

国立演芸場19 その3(桂文治「唄入りお血脈」)

「唄入りぜんざい公社」みたいなタイトルにしてみましたが、この演題は私が勝手につけたものです。念のため。 国立演芸場の公開ネタ帳では「善光寺の由来」になっていた。だが、石川五右衛門が出てきた以上、サゲまで行かなくても「お血 … 続きを読む