神田連雀亭ワンコイン寄席19(上・柳家緑助「元犬」)

仕事の合間に、金曜日の昼前から神田連雀亭へ。まっすぐ行ってまっすぐ帰ります。つ離れしていなかったが、途中で入ってきた人もいてようやく10人。 緑助  / 元犬扇兵衛 / 長短希光  / 狸の化寺 なかなかいい顔付け。とい … 続きを読む

池袋演芸場17 その9(柳家喬太郎「居残り佐平次」下)

    (その1に戻る) (上)に戻る どこまでも調子よく、人を食ったのらりくらりした態度で、勘定をいつまでも払わない佐平次。ついにからっけつであることが明らかになっても、若い衆ももはや呆れている。 … 続きを読む

池袋演芸場17 その8(柳家喬太郎「居残り佐平次」上)

4月5日に聴いた寄席、たっぷり書きすぎ、ついに現実世界では14日になってしまいました。さらに2日間、すばらしいデキだった夜トリの喬太郎師匠を。 柳家喬太郎「居残り佐平次」 昼の部から入ってようやくの柳家喬太郎師。花見の席 … 続きを読む

池袋演芸場17 その7(林家彦いち「熱血!怪談部」)

林家彦いち「熱血!怪談部」 ヒザ前は白鳥師と交互出演の林家彦いち師。体育会系の人に、駅のホームで「林家さん」と呼ばれるマクラ。知っているマクラも、立派なドキュメンタリー落語の一部。完成度が高く実に楽しい。それから、イケメ … 続きを読む

池袋演芸場17 その6(柳亭左龍「鈴ヶ森」)

柳家花緑「天狗裁き」 柳家花緑師は、一生に占める睡眠の割合、夢の割合を軽く説明して、天狗裁き。かなりユニークな、マンガチックな一席。入れごとも多い。なんで夢の話をそんなに聴きたいのか、そもそも意味不明な前提の噺であるが、 … 続きを読む

池袋演芸場17 その5(柳家はん治「背なで老いてる唐獅子牡丹」)

小太郎さんもさん喬門下だが、この夜の部の顔付け、喬太郎師の弟弟子以外も揃って柳家。全く一門外の噺家は、喬太郎師の同期である林家彦いち師だけだ。寄席の番組は主任の師匠の一門で顔付けするものではあるが、ちょっと極端。落語協会 … 続きを読む

池袋演芸場17 その4(色物の前座修業)

夜の部の開口一番は、二楽師の弟子、林家八楽さん。今年前座になったばかり。 現場では知らなかったのだが、なんでも二楽師の息子らしい。 普通に落語をやるんだな。たぶん1年ぐらい前座をやってから、紙切りを始めるのだろう。色物さ … 続きを読む

池袋演芸場17 その3(古今亭菊之丞「三味線栗毛」)

小菊姉さんと順序入れ替えで今日は夫婦楽団ジキジキ。押しているので手短に、頭ピアニカで沸かせる。早くも昼トリ、菊之丞師。黒門亭に続き、同じ週に菊之丞師のトリが2回も聴けるとは幸せなことである。 古今亭菊之丞「三味線栗毛」 … 続きを読む

池袋演芸場17 その2(柳亭こみち「鮫講釈」)

いつも寄席のマナーについて厳しめに書いている私、丁稚定吉であるが、今日はなんと他の客から睨まれた。 ちょっと音を出すたび、前の兄ちゃんがいちいち後ろを振り返る。 昼の部で、立っていて喉が渇き、ペットボトルを袋から出すとき … 続きを読む

池袋演芸場17 その1

落語に行きたくて行けないことも多々あるが、別段がっかりする必要などない。もともと池袋の、3月下席、新作まつりに行きたかった。柳家喬太郎師の「東京タワーラブストーリー」ネタ出しには特に。行けなかったので、すぐに4月上席、喬 … 続きを読む