柳家小ふね独演会「小ふねのみなと」(下・らくだ)

小ふねさん、2席目は登壇して頭を下げず、いきなり話し出す。 3席目もそう。 冒頭で挨拶済んでるからもういいやということらしいんだけども、本当に変わった人。 いっ休さんの話を引いて言う。親はこの中にはいません。今日はらくだ … 続きを読む

「小ふねのみなと」(中・春風亭いっ休「百歳万歳」)

牛ほめのマクラとして、小ふねさん自身の経歴も入っていた。 東北学院大学出身です。 隣に東北大学という、優秀な国立大学があります。 東北学院大学の入試問題の英語の1問目は、「I’m pen」を訳せでした。 それ … 続きを読む

柳家小ふね独演会「小ふねのみなと」(上・牛ほめ)

薬が効いて帯状疱疹が急速に収まり、そして発作的なくしゃみも出なくなった。 冒頭に広告張った「井関食品」の辛口のど飴のおかげは大きい。 これで鼻が通ります。カルディで買った。 昨日のブログを当日更新したのち、出かけるかと決 … 続きを読む

彦いち兼好あさか寄席(下・林家彦いち「長島の満月」)

仲入りを挟み、正月らしく曲独楽で三増紋之助師匠。 大声で挨拶していたが、「あ、マイク入ってなかったですね。やっぱりオレ声大きいわ」。 ハイテンション、最速で客席を一体にしてしまう。 最前列のお客を舞台に上げ、即興コンビで … 続きを読む

彦いち兼好あさか寄席(上・三遊亭兼好「厩火事」)

もう、落語界すら正月気分の抜けた22日。久々に出掛ける。 行き先は埼玉県朝霞市。 あさか寄席は、林家彦いち・三遊亭兼好二人会。 1969年生まれの面白そうな組み合わせ。 (※ 訂正。兼好師は1970年1月ですね) 前々日 … 続きを読む

柳家花緑弟子の会9(下・柳家圭花「鬼の面」)

続いて勧之助師。この師匠は年1回ペースだ。 師匠というものは、この世界で唯一噺家志願者が選べるものなんです。 ただ、兄弟弟子というのは選べません。 選べないんですけど、ご覧のとおり仲のいい一門です。一門によっては、楽屋で … 続きを読む

柳家花緑弟子の会9(上・柳家花いち「いいからいいから」)

年の瀬にもう一発現場へ。 27日もPayPay30%還元で北区のスーパーへ。都営地下鉄の1日券を買い、途中で落語も聴いていく。 なんてお得なんでしょう。 神保町らくごカフェ柳家花緑弟子の会、お旦がついているのでワンコイン … 続きを読む

正蔵喬太郎ガチンコ二人会 その4(柳家喬太郎「カマ手本忠臣蔵」とそちらのマクラ)

二席目の喬太郎師は、「古典落語やろうと思ってたのに」などと叫んでいたが、すでに早いうちにネタは決めていたらしい。 「カマ手本忠臣蔵」である。 一応、時季はドンピシャなのだ。 忠臣蔵ネタでは「白日の約束」という噺もあるが、 … 続きを読む

正蔵喬太郎ガチンコ二人会 その3(林家正蔵「鹿政談」「おすわどん」)

続いて正蔵師。近年は充実一途である。 市馬師が勇退したあとの落語協会で、会長職が十分務まるであろう。 個人的にはたい平推しだが、別に正蔵師でもいい気がしてきた。落語は正蔵師のほうが上手いと思う。 正蔵会長即位の際は、喬太 … 続きを読む

正蔵喬太郎ガチンコ二人会 その2(柳家喬太郎「初音の鼓」と街のマクラ)

この鶴川落語会、正蔵師の2席のデキも間違いなくよかった。 ただ、それ以上にこの日はマクラで喬太郎師が爆発していた。2席とも。 柳家喬太郎独演会だったような印象を受けて帰ることになる。 二人会で先輩食っちゃっていいのか?  … 続きを読む